久しぶりに太湖国家湿地公園へ行ってきました。
前回行ったのが2013年の秋頃、ほぼ10年ぶりです。
公園の中で船に乗ったことと、パンダを見た記憶がおぼろげに残っていますが、
ほかのことはもう、あまり憶えていません。
以前書いた記事を見返してみたのですが、今とそんなに変わっていないようです。
過去記事
今回は、快線3路のバスを利用しました。
蘇州駅南広場始発の快線3路の終点は太湖湿地公園です。
蘇州駅から乗ると乗車時間は2時間近くになりますが、終点なので寝てしまっても大丈夫。
正門から入って少し歩くと右手に湿地文化展示館があります。
以前からあったのかは分かりません、でもここに入るのはたぶん初めて。
小さな建物が並んでいて、湿地の自然や養蚕、絹、稲作、などの農工業、食文化などの展示があります。
エアコンが効いているので、真夏の休憩場所?としても使えそうです。
船の値段は10元だったのが30元になっていました。
前に来た時は、船に乗るのも行列ができていましたが、今はそんなでもないようです。
公園の中をゆっくり歩いた記憶もないので、今回は船に乗らずに歩いてみることにしました。
水の上の木道以外は木陰も結構多いです。
正門に最も近い遊湖埠頭からパンダのいる大熊猫科普館までは約2km。
とりあえずパンダの場所まで歩いてみて、その後で同じ道を戻るか湖の周りを一周するか考えてみることに。
4人乗りの自転車や電動カートのレンタルもできます。
歩く人が最も多いですが、乗り物を使う人も結構います。
景色は他の湿地公園と大差ありません。
来月には蓮の花も楽しめるようになるのでしょう。
売店はありますが、園内のレストランや喫茶店はほとんど営業していないようで、
所々に屋台村のような感じで食べ物屋さんが出ています。
普通の食事ができるのは、望湖埠頭の近くにある湖景閣だけかと思います。
大熊猫科普館のすぐそばにある、パンダのレストランはファストフードのみになっていました。
お目当ての大熊猫科普館。
ここには2頭のパンダがいます。以前と同じパンダなのでしょうか。
見えたのはお昼寝の姿のみ。
相変わらず薄汚れていて、10年前の記憶がよみがえります。
前回は少し動いてくれましたが今回は微動だにせず。
太湖湿地公園に来てパンダを見ない人はきっといないと思いますが、混んではいません。
動きがないので、皆さん、ささっと見てすぐに行ってしまいます。
他の大きい施設では、世博蘇州新館という結構立派な建物がありますが、
こちらは以前と全く変わらず、何も(は言い過ぎかも)見るものはありません。
夏場はエアコンが効いて涼しいはずなので、休憩場所としてはここもお薦めです。
広いトイレもあります。
太湖国家湿地公園の入園料は60元です。
たぶん昨年ぐらいから蘇州の休閑カードで入園できるようになりました。
園内は広いので一周歩くと結構な距離になります。
確か舟は何度か乗り降りできるはずなので、真夏は船と歩きを併用する方法も良いかと思います。
正門の場所は刺繍街の近くですので、行き帰りに刺繍のお店に立ち寄ることもできます。