中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

浙江省 普陀山 紫竹林禅寺・不肯去観音院と南海観音

2017-05-25 00:11:22 | <浙江省>

今回の普陀山は、紫竹林禅寺や不肯去観音院に行ってみました。

不肯去観音を日本語に訳すと「行かず観音」になります。

 

 

去年あまり見かけなかった団体旅行客がものすごく増えてます。

人出は去年の5割増しぐらいじゃないかと思います。

 

 

紫竹林禅寺は明代に建立された寺院で、

元の名は聴潮庵だったそうです。

 

 

残念ながら元々あった寺院は破壊され、

現在の姿は近年再建されたものです。

 

 

普陀山入園券とは別に拝観料が5元必要です。

ここは観音菩薩が修行した場所とも言われています。

 

 

建物には、観音像や仏像が安置され、

お参りに来る人々で賑わっています。

 

 

不肯去観音の由来は、だいたいこんな感じのようです。

日本の僧侶、慧萼が観音像と共に日本へ帰ろうと、

寧波から出航した際、この近くで船が動かなくなり、

日本へは行かないという観音様のお告げだと考えた慧萼は、

この地の住民に観音像を預けました。

 

 

 

住民は、観音像を祀るために住居を提供し寺を建立、

この寺が不肯去観音院と呼ばれるようになりました。

 

 

現在、寺の長廊には、日本から奉納された33体の観音像も安置されています。

みなさん手を合わせながら歩いていました。

 

 

南海観音にもお参りに行きました。

今年は天候にも恵まれて本当に綺麗な青空でした。

 


去年の教訓を活かして、すごい高い線香を買わなくても済むように
フェリー乗り場で買ってきました。

過去記事:浙江省 普陀山

<http://blog.goo.ne.jp/akira_delta/e/e79d73702a756817a992d5c8123c9aeb>

 

でも、こちらも凄い人人人。。

線香に火を付けるのも一苦労です。

 

 

あまりの人の多さに辟易して、

日が高いうちに船に乗って朱家尖へ戻りました。。

 

 

3年続けてお参りしないとご利益がないと、中国のお年寄り達に言われます。

ホントですかね。

来年もまたここまで来るんだろうか。。

もし来たら、今度は山の上にある、慧済禅寺の方に行ってみようかと思います。

 

 

コメント (4)
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