26.08.02 与 力 3 NO.500
バラバラになってしまった家族、仕事の関係で今さら大家族に戻れない人。 今の時代は
かつての大家族や発展途上国の大家族のような形態には戻れないでしょう。
でも、せめて一人ぼっちで住んでいて、いつ死んだのかもわからないというような侘しい人
生は送りたくありません。 子どもの数が減って閉校したり・校舎の大部分が空室に
なっている学校がいくつもあります。 こういうところに、家族という絆を持たない人たち
が集まって、農業酪農でユートピアを創ることを目指している「山岸会」やイスラエルの「キブ
ツ」のような、自分の能力・体力に合った仕事や作業を行い、必要に応じた消費やサービス
を受けることができる「自治組織」ができないものでしょうか?
その自治組織はNPOが運営しても良いし、任意団体として気心のあった人同士で運営され
てもいいではありませんか? そこには人生の甘いも酸いも噛み分けた人生のベテラン
「与力」を置き、そこでは、少なくとも社会的落伍者を出さない・落伍しそうな人を救うことが
できるそんなシステムであってほしい。