28.01.04 アカシヤの雨 NO.1028
アカシヤの雨に打たれてこのまま死んでしまいたい・・・という歌がありましたが、そもそもアカシヤ
の雨ってどんな雨なんでしょうか? 猛毒のダイオキシンが大量に含まれているとか、危険ドラッグ
が含まれていて、無我の境地にひたりつつ恍惚の内に命が亡くなるのでしょうか?
もし、そんな雨が降るんだったら死ぬときは、どこへでも飛んで行ってその下で臨終を迎えたい気も
しなくもありません。
ところで、高齢者は身体の自由が利かなくなっても死にたくないという気持ちが大変に強いというこ
とがわかりました。 先年シニアの会で「尊厳死と安楽死」等老後にむかえる臨終のことについてお
話しさせたいただいた後で、アンケートをお願いしましたところ、身体の自由が利かなくなって人様の
介護を要するようになり、厳しい環境に置かれるようになっても「尊厳死も安楽死」も望まないという
人が62%いらっしゃいました。
一方、生まれてくるときは自分の意思で生まれるのではないのに、死ぬときくらいは自分の意志で
「自分の死の方法」を選べるようにすべきだという意見もありました。
安楽死を認めているスイスでは外国籍の旅行者にも幅広く「安楽死」を認めていて、安楽死を求め
てわざわざスイスにやってくる人もいるとのこと。 でも、動けなくなってからスイスへは行けないの
だから、日本でも「安楽死」を認めるべきだという少数意見もありました。