28.01.12 ミ ネ ル バ NO.1036
ミネルバのフクロウは黄昏(たそがれ)とともに飛び立つ。(ヘーゲル)ミネルバは知恵の神様。
人は黄昏時・・・つまり、年齢を重ねて(人生の終わりに近づいて)初めて知恵(分別)がつく。
若者は若さも健康も時間もあるが金と知恵がない。 中年は若さも時間も健康も必要量の1/2しかない。
老齢者は金も知恵もあるが(ない人も多いが)若さも健康も時間もない。
若者が無理をしてお金を稼ごうとすれば、どうしても無理が生じてお縄になったり、無一文になるケース
が多い。(ホリエモン・村上ヨシアキ等)
中年者が欲を出してほしい物を掴みにゆくと、家庭を犠牲にして崩壊し・体を壊して失敗する。
高齢者が年甲斐もなく、バイアグラなんか服用して漁色に耽ると、健康を害して命を削ることになる。
残りの時間を考えないで大きな仕事をすると、あとに残るものに迷惑をかけることになる。
だから、その時その時の状況に応じて、他の人よりもちょっとだけ頭を働かせて、無理をしないで生きる
ことが重要だ・・・とどこかに書いてあった。
まあ、それはそうでしょうが・・・そうは行かないのが人間なのでしょうか?