28.01.13 鴨 猟 NO.1037
かつては、宮中に外国の賓客を招くと決まって鴨猟が催されていました。 いまから40年ほど
前までだったと思います。 鴨の主翼の羽根を切り取ってあまり高くも遠くにも飛べないようにして、
お堀に放ち、それを賓客とともに大きなタモ(網)を持って追いかけて捕まえ、それを料理人に料理
をさせて「鴨鍋」にして食べてしまうという「高貴な?」催しでした。
動物に不当な恐怖心と苦痛を与える残酷な野蛮行為であり、動物愛護の精神に悖る(もとる)という
外国人の批判もあって中止されましたが、今でも同じようなことをやっています。
馬上に人が乗り命の限り走らせて、それを人間が面白がって賭け事にしている(競馬です)。
無理に走って足を骨折でもすれば再起不能ということで、されて食われてしまう。
関東や九州で多く消費される桜肉とはこのような運命をたどった「馬」の肉が多くあると聞く。
動物愛護の精神に悖る野蛮な行為ではないのでしょうか? 天皇がそういう行為を賞賛して「天
皇賞」 まで出している。
沖縄に(神戸にもある)ハブを喰わせる料理店がありますが、ハブとマングースの一騎打ちショーは
今はありません。 面白うて やがて悲しい鵜飼かな・・・と同じ。
最近は人間まで残業代もなしに死ぬまで働け(ワタミ)と過酷な労働競争にさらしている。