28.01.24 保 証 人 NO.1048
「狙われる高齢者の財産」でお話したことですが、高齢者を直接ターゲトにする場合のほか、高齢者の
親戚筋の若者等を利用して、間接的に高齢者の財産を掠め取る悪企みがあります。
この就職難の時代ですから何とか就職したいという若者が沢山います。
そういう若者を好条件の給料・待遇などを表示して集めて大量に採用する。採用の条件は「確実な保
証人」です。 つまり保証人の財産の有無がねらい目なのです。
厳しいノルマを課して酷使したり、さほど重要でもないのに重要な仕事だと思わせて、失敗すれば会社
に損害を与えたという理屈をつけて、保証人に弁済させるのが目的なのです。
貴金属を扱う会社に就職した知人の子は、厳しいノルマを課されて小金を持っている保証人に、投資用
の貴金属を買わせるように強要されたと言ってましたし、どれほどの価値があるかわからない「貴金属
?」を運搬させられたりで、いつチョンボして責任を取らされるかわからないという恐怖の日々だったと
言ってました。
「死ぬまで働け」というブラック企業も性悪ですが、こういう「企業」も悪質であるという点においてはブ
ラック企業に劣りません。