28.01.26 護 り NO.1050
自分自身が強くなければ人も自分自身も家族も守れません。 縞馬や羊がいくら頭数がいたって一匹
のライオンの前では、仲間や子を食い殺さていてもどんな手出しもできません。
そういうのがサバンナの掟なのかもしれませんが、人間社会ではそういうことでは能がない。
とはいうものの、基本的には弱い親は親族を外敵から守ることは容易でないのはサバンナの掟とあま
り変わりません。 人間の社会だってイザという時には「腕力」がものをいうものです。
だから、そういう実力をつけることも重要ですが、一応「法治国家」ということになっているのですから、
腕力だけは強者とは言えないでしょう。
今の社会では法律を十分に知ること・活用すること・行使することが、社会的な強者の条件ということに
なるのではないかと思います。 また、知識があってもそれを活用する「知恵」がないとなんにもなりま
せん。 足りない知恵は「知恵」のある人の助けが必要です。
困った時にはどこの誰に相談すればよいのかを知っているのと知らないのとでは大違いです。
強くなければ優しくもなれない。 知恵を働かせたいものです。