28.01.20 桜 肉 NO.1044
「馬肉」を「桜」と言います。 日本人が食用に供する4足の動物は牛・豚・羊ほか馬(桜)・猪(ボタン)
・鹿(モミジ)があります。 これらは花札にちなんでつけられた名称です。 古くは狸・熊・犬も食用
にされていた時代もありました。中でも、馬肉は脂質が少なく刺身(ばさし)として今も珍重されています。
江戸時代は民の身体が強健になれば、時の権力に反抗する者が出てくることを懸念したために肉食
を禁じましたが、地方では密かに肉食の習慣は綿々と続けられていたようです。
奈良では「飛鳥鍋」・山奥の禅寺さえ(殺生を禁じるといいながら)山鯨と称してウサギや猪を食べてい
ました。 因みにお酒は「般若湯」と称して飲んでいました。
「羊頭狗肉」は、羊の頭をかざして狗(犬)肉を売る詐欺商法を意味します。
中国では空を飛んでいるもので食べないのは飛行機だけ(後日訂正、カラスも)と申しましたが、その後
カラスはフランス料理では高級料理だと知り、インターネットを調べると日本でも、もの好きな人がカラス
料理を作って食べているとのこと。 色〃あって面白いですね。
でも、カラスを食べる気はしませんね。