29.12.07 ちょっといい話 NO.1731
高槻マジッククラブ所属の川畑 佑記さんのお話です。
最近マジックをしていてうれしいことが2度続きました。 それは10月に生涯学習セン
ターであったボランテイアフェスタで、演技終了後跡片づけをしていたところ、かわい
い女の子がもじもじしながら私に近づいてきて、色紙で作ったお花を差しだして「楽し
かった・よかったわ…と言って」そのお花をプレゼントしてくれたのです。
もう一つは老健護施設の「白川サロン」で、演技を終わってみなさんの中を通り抜けて
帰ろうとしたときに、数人の人から拍手が沸きあがり・握手を求められたことでした。
いくらかはお世辞もあるかもしれませんが、その日は自分でも納得ができる演技ができ
たと思うので、喜びもひとしおで率直に受け止めることができました。
平素は準備・手順の確認・リハーサルを実行していますが、いざ本番になるとなかなか
納得の行く演技ができないもの、でも、そういうなんでもないことを繰り返し繰り返し
愚直に実践すること以外、お客さんに本当に喜び・楽しんでいただける演技はできない
ものだと思って、これからも研鑽したいという思いを新たにしたしました。
*この原稿は高槻マジッククラブ平成30年1月号に掲載されます。