29.12.05 泣いて馬謖を斬る NO.1729
三国時代の武将諸葛孔明が日頃信頼していた部下の馬謖(ばしょく)が、ある時自分
の命令に背いて組織の目的を逸脱する行為をしました。
それで、いかに日頃の信頼が厚かったといっても、そういうことを放置すると他のものへ
の示しがつかないので、泣く泣く馬謖を厳罰に処したという故事です。
でも、いまどきの政権に携わる人たちは仲良し内閣を組閣し、失言・放言・妄言を繰り返
しても放置するばかりでなく、これを擁護し助長させ・自分の権威に対しては無言のうち
に自らおもねって忖度させるなど、およそ組織のあり方を逸脱しています。
また、一強多弱は相撲界にもおよび、白鳳の優勝インタビューではその立場を逸脱したコ
メントを発し、万歳三唱を促すなどおよそ常識を逸脱した行為に及ぶなど、目に余る光景
がしばしばです。
ちょっと箍(たが)が緩んではいませんか? ニッポン!