29.12.27 と り あ え ず NO.1751
仲間と飲みに行った場合「取り敢えずビール」といいませんか?
ところで、体調不良などで医院や病院に行った場合「取り敢えず検査」といわれませ
んか? ところが、この検査が何ともいかがわしいもの。
不必要なものであっても検査をすれば病院は儲かるもの。
患者が病院にやって来ることは、病院にとっては「カモがねぎを背負ってやって来
る」ようなもの。 なんでもない「病気」であっても大げさに不安を煽って検査けん
さで患者を引き止めることができればますます繁盛。
特に日本のMRI(磁気共鳴画像装置)などの高額な検査設備は、人口当たりで言え
ば医療最先端国のアメリカの3倍もあって世界一と言う。
莫大な費用をかけているんだから、何がなんでも設備に掛けた資金を回収する必要に
迫られて、患者の立場に立った検査ではなく病院の経営上の判断で、医師に対して検
査ノルマを課している病院もある。
国民の医療費が40兆円にもなるのはそういう背景があるのです。
「ブラック病院」 富家 孝 著 より