29.12.15 大学マジック NO.1739
12月3日は、マジックの掛け声「ワン・ツー・スリー」ちなんで、マジックの日
となっています。 今年の12月3日に開催された関西大学奇術研究部による発表会
は、実にすばらしいものでした。
かねてより大学のマジックはレベルが高いと聞いていましたが、聞きしに勝るもの
で、あまりお金をかけないが演技が難しいリングや、指先のキャップの本数と色を変
幻自在に変化させるシンブルの演技はまさにプロなみでしたし、セット価格でいえば
10万円以上もするだろうな思われる、空中から色とりどりの傘や万国旗が飛び出し
てくる演技では、見ていて豪華・華麗であることはもちろんですが、ずいぶんとお金
がかかっているんだろうな・・・親御さんも大変だろうな・・・あんなに上手に演技
ができる学生たちはきちんと勉強しているのかな?などと要らぬことを考えました。
観客の中にはプロのマジシャンの姿もちらほら見かけましたから、プロたちは学生達
のスキルを「盗む」ために来ているのではないかなどとも考えました。
会場は広々としていましたが、空席が目立ったこと・暖房の利きが悪く足元が寒かっ
たけれど、来年も多くの仲間たちを誘って来たい。
殊に平成30年はクラブ創設30年記念フェスタを開く年、この発表会のように優雅
で華やかなものにしたいとの思いを強く持ちました。
*高槻マジッククラブ 志賀 数雄氏 原稿