29.12.24 肺 炎 予 防 NO.1748
「65歳過ぎたらあなたも私も肺炎予防」というキャッチコピーが、有名人を使ってテ
レビから流れています。 では一体なぜ肺炎予防が必要なのでしょうか?
それは、日本人の死因の第3位になったからだと説明されています。
第Ⅰ位は癌で、第2位が心疾患ですが、最近肺炎が急上昇して第3位になったからだと
いうのです。確かに、有名人の訃報にもその死因が肺炎であることが多くなりました。
こうなると誰もが肺炎の予防接種が必要だと思うでしょう。
でも、一般の人が考えている肺炎は、風邪をこじらせたもの・風邪の重症ものですが、
高齢者の死因の原因になっている肺炎はそういうものとは全く違うものなのです。
肺炎は気管支の奥に細菌が入って炎症を起こす病気ですが、高齢者の場合は本来食道へ
送られるべき食べ物や唾液の細菌が誤って気管に入り、それが肺にまで到達して炎症を
起こす「誤嚥性肺炎」であって、肺炎による死亡者のうち97%がこの「誤嚥性肺炎」
で、キャンペーンのCMで言われている肺炎とは全く違うものなのです。 「誤嚥性肺
炎」は予防接種をしても防げるものではありません。
ではなぜ、こんなCMがテレビを通じて流されるのでしょうか?
それは、あまねく予防接種を普及すると製薬会社と病院が儲かるからなのです。
また、予防接種には副作用が伴います。 2万人に一人くらい?ということですが、高
槻のある病院で予防接種接の副作用で本当の肺炎になってしまった人がいると聞きまし
た。 大体にしてテレビ・コマーシャルで流れる情報で、まともなものなんてないんじ
ゃないですか? 「ブラック病院」富家 孝著 を参考にしました。