小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

都都逸

2017-12-18 19:31:35 | 日記

       29.12.19   都  都  逸        NO.1743

  俳句は素養がないとできないので、誰でもできそうな川柳をたしなんでいます。 

川柳は俳句と同じ5・7・5ですが、7・7・7・5調で三味線の伴奏で歌う都都逸

(都都逸)というものがあります。

いまどきあまり聞きませんが、酒席で飲みながら渋い声で歌われる、気の利いた都都逸

は下手なカラオケの歌を聞かされるより、よほど楽しいものと思います。

面白そうなものを紹介します。

*あなたに見せよと 着て来た着物 それを脱がすも またあなた

*キスしていいかと 彼女に聞けば 顔をお赤らめ またにして

*惚れた数から 振られた数を 引けば女房が 残るだけ

*夜くらい しっかりしてよと 言われるけれど そうそう燃えない 粗大ごみ

*賞味期限が 切れてるときは まずは夫に 食べさせる

*夢でもいいから 持ちたいものは 金のなる木と いい女房

*うちの夫婦は 長引く風邪よ 熱は冷めたが セキ抜けぬ

*雷の光で 逃げ込む蚊帳の中 中でとられる 臍の下

*茶飲み友達 など言わぬ 齢はとっても 好きは好き

川柳は庶民の遊び、面白いといっても高級なものではありません。低俗で当たり前、

「低俗は力なり」というではありませんか?

「都都逸人生教室」柳家 紫文著  海竜社刊 を引用しました。

コメント
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