小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

かきつばた

2017-12-24 18:45:38 | 日記

    29.12.25    かきつばた        NO.1749

 「杜若」(かきつばた)あやめに似た葉の全体が大型の多年草です。

あやめ・・・花菖蒲に似た小型の花弁の花を咲かせます。

菖 蒲・・・黄色、水辺に棲息する多年草。

「いずれがあやめかかきつばた」といわれるように、私にはこの3種に見分けがつきま

せん。 でも、和歌の題になるのは「かきつばた」が多いのではないでしょうか?

最近、昨晩食べたおかずがなんだったのかすら思い出せないのに、中学校や高校で習っ

ていやいや覚えた和歌などが時々出てくるのです。 こんな歌がありました。

「か」 から衣     唐衣は紙が原料の着物で

「き」 着つつ慣れにし それを着慣れて

「つ」 褄しあれば   褄(着物の端)ほころびが目立っているのを見れば  「は」  はるばる来ぬる はるばると通ってきた

「た」  旅をしぞ思う  長い旅路であったものだとしみじみ思う

藤原 業平作 薩摩から蝦夷へ行くには命がけで2年ほどかかった時代の歌です。

わが高槻にも立派な菖蒲園がありました。 環境もよく空気もうまいと思っていました

が、採算が合わないのか人で不足なのかわかりませんが、閉鎖されたことは本当に残念

でなりません。

東京大阪を1時間ほどで走るリニヤ新幹線を、汚職まみれ作るより菖蒲園などの施設を

後世に残す方がよほどで利口ではないのでしょうか?

コメント
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