小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

シンカー

2014-10-27 12:58:28 | 日記

26.10.27               シ  ン  カ  ー        no.586

 「シンカー」とは」沈め屋のことです。 小説のお話ではなくて実際にある話です。 企業の2代目3代目のお坊ちゃま社長を自家薬篭中のものにして食い

潰して沈める(苦境に陥れる)役目をします。 接近する方法は「くの一」つまり「女」とイカサマバクチです。   その手の女ってスゴイ! 天才的なウソつき

と色仕掛けは他の追従を許さないほどのもの。  ヤバイと気がついた時にはもう遅い。 手遅れの癌みたいなもの。

同業者でこの手の餌食なった人が2人いました。 数十億の財産を乗っ取られ、苦境から何とか逃れたいと思って発行した手形をパクられた(だまし取られ

ること)上、その手形を裏から手をまわして回収してあげる(サルベージ)という話に乗せられて、まんまと手数料をだまし取られている。

溺れる者は「藁」でも掴むという心理を悪用されてさらに苦境に陥る。   なんのことない、シンカーもサルベージも同じ穴のムジナなのです。

地位や職能に見合わないお坊ちゃまはそうして淘汰されてゆくのです。     でも、そんな地位にある人ばかりではなく、判断力が低下した高齢者だって、

この手の魔手に掛かる危険がいっぱいあるのです。  ちょっと旨い話には冷静な対応が必要です。

 

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餌とり

2014-10-26 08:16:26 | 日記

2610.26          エ  サ  取  り           NO.585

カワハギという魚は図体の割に口が小さい。  釣針がなかなか口に掛からないから、カワハギが群生する海域ではタイなどの大物を狙っても、このカワハ

ギに先に餌を取られてしまって、肝心の大物が釣れません。  カワハギのみならず、フグの稚魚やほかのさかなでも、稚魚の間はおおむね口が小さいか

ら、大物釣り用の釣針ではなかなか釣り上げることができません。    こういう海域では餌ばかり取られて、目的の大物はさっぱり掛かりません。

ところで「拡販したいから御社の商品のサンプルとして、実際の製品を送っていただきたい」などと言う要求で毛布の産地の泉州の中小業者の多くが、東南

アジアや中国などの「貿易商?」からの要求に応じて、求められるままに、商機を期待して商品を無償で送付していたことがありました。

でも、これが単なるエサ取りだったと気付いたのは、同業者のあつまりの席で誰かがつぶやいたからでした。

そういう要求をしてきたのは、貿易商なんかではなくただの一般市民だったのです。

先に期待感があると、そういう小さな要求に応じやすく、うまくだまされることになってしまいます。

インターネットの時代になると情報が氾濫して、その適否が良くわらないことがあります。

塵も積もれば何とやら、少額であっても騙されないようにしたいものです。

寸借詐欺にもご注意を!

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物書き

2014-10-25 08:23:49 | 日記

2610.25          物  書  き            NO.584

 物書きと言えば今は小説家を指しますが、昔は代書人つまり人に代わって書類を書くことを職業とした人で、奉行所の物書き同心は今でいう書記官でし

た。   司法代書が司法書士になり、その他の行政機関に対する代書が今の行政書士になりました。

ちなみに訴訟の代理人は「代言人」でしたが、これは「弁護士」になりました。

代書と言えば人に代わって書類を書くだけの単純な仕事と見られていますが、なかなかどっこい人前で話すことが難しいのと同様、かなりの薀蓄がないとで

きる仕事ではありません。  平素何気なくしゃべっていることでも、いざそれを書面にしたためるとなると、なかなか容易ではありません。

口から生まれてきたような減らず口を叩く石原慎太郎も、長野では乞われて知事になったものの「鳴り止まない壊れた目覚まし時計」と悪評をとった田中康

夫も、それぞれ若い時に芥川賞を取った「物書き」でした。

彼らはついつい大口をたたくから顰蹙を買うこともありますが、それなりの知識と教養があるんだろうことには相違ないでしょう。

知識・教養は遣い方によって、人の為になる場合とならない場合がありますから、両者のみならず世の知者は世のため・人の為に頭を使って頂きたい。

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安楽死

2014-10-24 08:50:24 | 日記

2610.24        安   楽   死         NO.583

病気などで苦痛が耐えがたく・改善の見込みがなく・自発的に熟慮されている、などの要件を満たし・書面で本人の意思が確認できる場合で、複数の医師

が正当と認めれば、医師は薬物注射をしたり・致死量以上の睡眠薬を投与にすることによって、患者の死期を早めた場合にも刑事責任を問われないという

法制で、ベルギー・オランダ・ルクセンブルグ・スイス、アメリカの内オレゴン・ワシントン・などで認められています。 日本にはそういう制度はありません。

でも、闘病の耐え難い苦痛・治療の方法がないのに、人工心肺を取り付け・胃に穴をあけて栄養分を流し込み(胃ろう)・鼻にチューブを差し込み(酸素吸

入)・無意識に(または意識的に)それらを取り外さないように、手足をベッドに縛り付ける「医療」は人間の尊厳を損なっているという考えがあります。

そういう「治療」は行わず、苦痛を緩和するだけの「医療行為」のみをうけたいという場合に「尊厳死」を選ぶという制度はあります。

日本で「安楽死」論議が進まないのは、そんな法律を作ったら待ってましたとばかり、政府が率先して安楽死を推進し、本当は死にたくない高齢者までどん

どん処理してしまわれないかという恐怖感があるからではないでしょうか? 日本政府は国民に信用されていませんね。

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ばあちゃんのマジック

2014-10-23 08:35:10 | 日記

 

2610.23          ばあちゃんのマジック            NO.582

高槻マジッククラブが開催した、創立25周年記念フェスタに出演した川畑 佑記さんのお孫さんが描いた「ばあちゃんのマジック」という絵が、全国絵画コ

クールで金賞に輝きました。  お孫さんは大喜び、学校の先生も大喜び、もちろんご当人の川畑さんも大感激。

喜びの輪がどんどん広がってクラブのンメンバーも大喜び、喜びと幸せの輪が広がってみんなハッピー。

私どもの「高槻マジッククラブ」は昨年、福祉に貢献があったということで高槻市長より感謝状をいただき、本年はまたまた顕著なボランテイア活動」に対して

「表彰状」を頂くことになりました。

マジックって本当に素晴らしい。 笑いと喜びと幸せをどんどん膨らませて行く素晴らしいものです。

悪意と憎悪と不幸しか増殖しない「ヘイトスピーチ」なんかやってる人がいますが、そんなつまらないことをしてないで「マジック」をすればいいのに・・・。

コメント (2)
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