29.04.25 サラサエビ NO.1506
「サラサエビの世界」という話を聞きました。 水槽に一定の水草を植え一定のサラ
サエビを飼う。 サラサエビは水草(コケ)を食べて生き、水草はサラサエビの糞
や死骸を養分にして生きる、そして一定の酸素を放出する。
サラサエビの子が生まれて親が死ぬと、水草にとってはそれが養分になるのです。
サラサエビは生まれては死に、死んではまた生まれて一定の個数を常に保ちます。
そういう関係が面々と永久に続くのだそうです。
我々の住む地球も本来はそういう環境でなければならないのではないかと思います。
しかし、その生態系は今崩壊の危機に瀕していると言えるでしょう。
数億年かかって創造された化石燃料を、たった200年ほどで使い切り、そのために
地球自体が温暖化して、核燃料など際限もなく使い続けると、再生不能の事態に至る
事は必至です。
徳川時代が260年も続いたのは、制度的にはいろんな矛盾はあったんでしょうが、
およそ300年間人口が3000万人程度に一定していたからだという説がありま
す。
80年も生きてる自分が言うのも変ですが・・・?