HAKUSANーBOYS&GIRLS

東洋大学・駅伝・アイスホッケー・チャーリーブラウン・舟木一夫・時には時事問題なども。2008年4月11日開始

2つの政治討論番組

2008年11月30日 17時12分21秒 | テレビ・映画・DVD
先日、初めて朝まで生テレビを観ました。前から観たいなあとは思っていましたが、
何せ始まるのが深夜で、終わるのが朝ですから、眠気に負けそうでね。
今回ももう寝ようと思いながら、何となくチャンネルを付けたら、折も折、例の田母神発言がテーマだったので、
途中までですが、観てしまいました。司会の田原総一郎の、いかにも俺様が、この番組を仕切るんだと
言わんばかりの態度は、嫌気が差しますが、討論の中身は単に田母神発言の賛否に留まらず、
先の大戦は何だったのかに対して、識者が持論を展開していました。
「たけしのTVタックル」や「たかじんのそこまで言って委員会」と異なるところは、反対意見を持つ人間が、
反対者に対して声を大にして、発言を妨げる事が少なかったと言う事かな。

(一番さえぎっていたのは司会者だったような・・・。)

さて、一方今日の午後放送されたたかじんのそこまで言って委員会ですが、さすがに
関西ローカルTVの強みでしょうか (いや皮肉ではありませんよ)

今日のゲストは何と、田母神元幕僚長でした。しかも元自衛隊の幹部2名も一緒でした。
まあここのレギュラー陣は、三宅久之やら、宮崎哲也・勝谷誠彦やら、改憲派、嫌韓国・中国派が
主流で、司会の辛坊さんと言うキャスターも、かなり偏った人間です。

あっ!念の為言っておきますが、偏向そのものをとやかく言う気持ちは毛頭ありません。
朝日・毎日も偏向しておりますし読売・産経も別の意味で偏向しております。系列のTV局や雑誌も同様ですよ。
そもそも報道について中立なんて立場は存在しませんからね。

そこまで言って委員会が、朝まで生テレビと決定的に違うところは、ゲストの顔ぶれ (人数や論理の質) が
かなり不公平だと言うところですかね。

まあTV局が読売テレビですから、仕方ありませんが、改憲派に対しての反対意見者が、
素人にも失笑される程の田嶋陽子では、話にもなりません。今日は田嶋陽子
が居ないと思ったら、世間的には社会的には殆ど無名の、「新社会党」の某女性議員でした。
明らかにフェアではありません。司会者や三宅氏は、「左寄りの方にも出演依頼をしているが、承諾してもらえない」と語り、
もし出演したら、我々が論破してやると言わんばかりの自信ですが、姜 尚中や小森陽一なら出てくると
思いますよ。出ないのは、番組が所詮バラエティーだからです。

TVは視聴率が全てですし、このスタンスで構わないと思いますし、私もそれを
承知で観てますから、それはそれで良しとして、幕僚長をクビになった田母上氏が
調子こいて増長してるのは、見ていて不愉快ですな。いずれどこかの政党から国政に打って出るんじゃないの?
イラクに行った自衛隊の責任者が辞職して、すぐ国会議員になれる国ですからねぇ・・・・。

コメント
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