今日は午前中に、日本映画専門チャンネルで、《青春PARTⅡ》を21時から日本時代劇専門チャンネルで、《真田太平記》 を観ました。
《青春PARTⅡ》 は1979年ATGの作品です。体育大学への進学を目指していた高校の陸上選手が、ふとした事から競輪選手への道を志し、その栄光と挫折を描いた映画です。 当時は不遇時代が続いていた舟木一夫が9年振りに映画に出演しています。(まあ なので私がこの映画を観た訳ですが・・・)
舟木は今よりかなり痩せていて、競輪に熱中し過ぎて中学教師の座を追われ、私塾を経営してからも教え子の競輪選手に過度にのめり込む、破滅的な役柄をまずまず好演しています。(舟木は好んでこう言う役を演じる事があります。)
《真田太平記》 は約30年程前にNHKで放送され、好評を博したドラマです。主人公はあの真田幸村ではなく、その兄の真田信幸であります。父昌幸と弟幸村が関ヶ原で西軍組みしたのに対し、信幸は徳川方に付きました。
当時のNHKは大河ドラマでは、時代劇から離れ、近代をテーマにしておりまして、この 《真田太平記》 も “大河ドラマ” ではありません。
が、しかしドラマのスケールや配役などは大河ドラマに匹敵するものでありますね。
主人公の信幸に渡瀬恒彦、弟幸村に草刈正雄、父昌幸に丹波哲郎、その他女優陣、草(忍び)、徳川方にも豪華な俳優が顔を揃えています。
ところで来年の大河ドラマは、堺雅人主演の 【真田丸】 に決まっています。
こちらは主人公は真田幸村でしょうから、どう言う真田になるか楽しみです。
真田太平記は池波正太郎と言う素晴らしい原作がありましたが、来年の大河ドラマは三谷幸喜のオリジナル脚本です。見比べるのも一見かと…。