2024陸上関東インカレが始まっています。大会初日に行われた男子10000mで、東洋大学4年生の石田選手が28分台前半で走り、自己ベストで大復活を遂げ、ファンや東洋大関係者を喜ばせています。
男子1部10000m決勝
石田洸介 6着 28'08"29 PB
小林亮太 7着 28'12"77 PB
内堀勇 29着 29'34"
石田選手は、4年生にして関東インカレ初出場、高校時代は5000m高校新記録を打ち立て、鳴り物入りで東洋大学に入学しましたが、箱根駅伝では・・・
1年生:不出場
2年生:2区区間19位
3年生:不出場
と全くの不本意な成績でした。それが28分台前半の記録を出しましたので、ファンは大喜びです。
小林選手の記録も立派でした。ルーキーの内堀選手も自己ベストに僅かのところまで迫りました。トラックよりもロードに強い選手なので、秋~冬の駅伝シーズンでは頭角を現して来るでしょう。
東洋大学は昨季全日本大学駅伝でシード権を失い、今年は予選会からの出場となります。予選会はトラックの10000mを2人で4組が走りその合計タイムで争います。今年の関東の大学の予選会枠は7校です。トラックは余り得意ではない東洋大学としては、10000mで好タイムを出したこの2人は、予選会の最終組の候補となると思われます。他に松山選手や梅崎選手もおりますしね、私は予選会は上位で突破すると楽観しています。
明日は関東インカレは5000mが行われ、西村選手とルーキーの松井選手・宮崎選手が走ります。欠場者が出たため、予選は無し、いきなり決勝です。2年連続して箱根6区を下った西村選手は、平地でもかなり記録を伸ばしており1部の陸上ファンは隠れ優勝候補は東洋の西村では?の声が挙がっています。2人のルーキーも上級生に混ざって本来の走りが出来るかどうか楽しみです。