雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 3月10日(火) 東京大空襲の日、きのう松谷さん没

2015年03月10日 21時16分00秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月10日(火) 東京大空襲の日、きのう松谷さん没

 今日は東京大空襲です。父の姉は東京大空襲で亡くなりました。それは「落葉松」で書いて、アップしてあります。

 やっぱり、東京大空襲の教訓ってあると思います。政府が決めた「逃げるな」「消火せよ」という大方針に全国民が従うことを命令された。
 
 国民1人ひとりの独自性は無視されました。

 それと同じことが、福島原発爆発事故と、そのごの政府の対応に現われているように思います。つまり、政府が、国民1人ひとりが「どうすべきか」全て決める。

 同じkm圏でも、個人個人で対応が別れてはいけないんです。つまり「自己責任」「自己決定」は無視されます。

  ☆

 昨日、児童文学者松谷みよ子さんが亡くなりました。中日新聞や赤旗に記事がありましたが、両方とも「2人のイーダ」や「私のアンネ・フランク」はあげても。直樹とゆうこの物語で大事な「死の国からのバトン」「屋根裏部屋の秘密」「あの世からの火」をタイトルとしてあげていないのは欠陥です。

 つまり、被害者としての平和意識ではなく、加害者としての反省を児童文学に持ちこんだ、松谷さんの先駆者としての先進生が触れられていません。

 児童文学で初めて「離婚一家」を描いたのも彼女の功績だと思います。

 推理小説で「離婚一家」を描いているのが、森博嗣さんの「Vシリーズ」の紅子さんと林警部ですね。

  ☆

 いま、ひょんなことから、日額争議や浜松のピアノ産業の歴史を追いかけています。「経営史」にはあまり興味は無いのですが、そこで働く技術者や労働者の生き様ですね。

 実におもしろいです。河合小市さんとか、山葉直吉さんとか、大橋さんとか、中谷孝男さんとか。