雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

本と映像の森 312 松沢哲郎著『進化の隣人 ヒトとチンパンジー』岩波新書

2015年03月20日 22時06分26秒 | 本と映像の森
本と映像の森 312 松沢哲郎著『進化の隣人 ヒトとチンパンジー』岩波新書、岩波書店、2002年12月20日第1刷、210ページ、定価本体740円、浜松市立図書館蔵書

 「本と映像の森」本格再開します。自分の読んだ本を、きちんと書き残しておきたいな、という意図なり(あ、小鳥遊練無(たかなしねりな)の口調が写ってる!なり)。

 人類を、つまり、自分たちを理解するためには、同じ動物で一番近い、チンパンジーを理解しないとわからないという比較分類学です。

 つまり、チンパンジーの意識とか、動物の意識がどうなっているのか、ということですね。自己意識ということですね。

 「文字を理解するチンパンジー。アイ」のこと、認識しないといけませんね。その制限性も。

 則子さんが保母だったので、赤ちゃんと人間の発達については、かなり勉強させられました。

 「新生児微笑」「新生児模倣」「新生児の発声」の区別について、新鮮でした。

 それは「自分」と「他人」をきちんと、意識で区別できる、あるいは意識で「他人の意識」を想像できるかどうか、ですが。

 ほんとうはいちばん近くから、いちばん遠くまで、つまりアメーバまで、あるいは非生物まで理解しないといけないと思いますが。

  ☆

 今、眠り掛けの則子さんと「夕食を食べたあと、水分はいいけど」という論争をしています。ぼくが「お酒も水分でしょ」というと、「お酒は水分以外のものが目的だから、だめ。違う」と言い張っています。

 普通、「お酒は水分」なり、ですね。

 

 

雨宮日記 3月20日(金) 今日は暖かい、明日は春分

2015年03月20日 21時50分52秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月20日(金) 今日は暖かい、明日は春分

 昨日は、調子悪く、少し寝ていました。

 今日は暖かくて、頭の調子も戻り、少し楽になりました。ぽかぽかしました。

 則子さんは早番、5時前に帰ってきました。

 夕方、夕食を作ってから図書館に行き、1冊返して、森博嗣さんの作品3冊を予約したのを借りました。いま前に、7冊借りているので、現在10冊です。

 韓国の中央日報という新聞に、韓国の教授が日本の文化遺産を訪ねて、朝鮮との歴史的関連を調べているようです。

 記事に「広隆寺は新羅人の「秦氏」が建てた寺で、祇園祭の八坂神社は高句麗人の「八坂氏」が建てた寺」という記事でした。秦氏は、その後、「中国崇拝」「唐風」の流行のなかで、朝鮮出身という出自を隠して「中国の秦の始皇帝」に偽装した、とも。
 
 全くその通りですが、最近の日本の右翼的風潮のなかで、金達寿さんの先駆的な仕事が忘れられているように思います。

 浜松の「曳馬地域」にも、八坂神社があります。あきらかに高句麗系の神社が「ひくまの」にあるという事実をきちんと解明しないといけませんね。