雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

新・本と映像の森 217 NHKテレビ「100分で名著 スピノザ「エチカ ①」 20181203

2018年12月13日 14時40分06秒 | 本と映像の森


新・本と映像の森 217 NHKテレビ「100分で名著 スピノザ「エチカ ①」 20181203

 司会は伊集院光さんと安部みつ子さん。講師は國分功一郎さん。

 すごくよくわかり、面白い。もう3回見るのと、むかし買った『エチカ』を読んでみようと思った。テキストが発売されています。

 最初に哲学者スピノザの紹介。「異端」「無神論者」と言われた。「世間から嫌われ、糾弾され続けました。

 数学的論証をしようとした。定義・公理から定理を証明していく。

 42才で亡くなった。主著「エチカ」は死後出版されが発売禁止措置を受けた。

 「神は無限である」つまり「神は有限ではない「私は神の一部である」という。「神即自然」「汎神論」といい、キリスト教・ユダヤ教の神とは異なっている。

 「エチカ」の言語は「エートス」で「動物の住み家」のこと。『エチカ』は、人間がどうあるべきかではなく、人間がどういうところに住んでるかを考えた本。

 【 雨宮注:そういう点では『資本論』を書いたマルクスと非常に似ている。 】。

 國分さんは言う「スピノザになかなかアクセスできないもどかしさ」「頭が走ってくれない」「OS(オペレイティング・システム)が違うんだ」

 あと3回聞いて何かあったら書きます。