戦争と平和 23 戦争と平和の本 6 荒井信一/文、山本耕二/写真『母と子でみる ホロコーストの跡を訪ねる』草の根出版会、」2002年
A5版、135ページ、定価本体2200円。
アウシュビッツだけが有名になってしまったが、ユダヤ人差別・迫害・虐殺はアウシュビッツだけではない。
このドキュメントに出てくるだけでダッハウ・ザクセンハウゼン・ベルゲンベルゼン・トレブリンカ・マイダネク・……。
そしてユダヤ人だけではなくて障害者・ロマ人・同性愛者・・…。
この本の特色は、強制収容所が最初1933年3月にダッハウとオラーニエンブルクに創られたことを明確に記述していることだろうか。
そして1945年後も続くユダヤ人の苦悩について書いていることだ。
ちなみにアウシュビッツで殺された推定人数は160万人。
写真多数。今夜はうなされそう。
ぼくたちはどう記憶を受け継ぐのか?