雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

戦争と平和 23 戦争と平和の本 6 荒井信一/文、山本耕二/写真『母と子でみる ホロコーストの跡を訪ねる』草の根出版会、」2002年

2018年12月20日 15時51分33秒 | 戦争と平和


戦争と平和 23 戦争と平和の本 6 荒井信一/文、山本耕二/写真『母と子でみる ホロコーストの跡を訪ねる』草の根出版会、」2002年

 A5版、135ページ、定価本体2200円。

 アウシュビッツだけが有名になってしまったが、ユダヤ人差別・迫害・虐殺はアウシュビッツだけではない。

 このドキュメントに出てくるだけでダッハウ・ザクセンハウゼン・ベルゲンベルゼン・トレブリンカ・マイダネク・……。

 そしてユダヤ人だけではなくて障害者・ロマ人・同性愛者・・…。

 この本の特色は、強制収容所が最初1933年3月にダッハウとオラーニエンブルクに創られたことを明確に記述していることだろうか。

 そして1945年後も続くユダヤ人の苦悩について書いていることだ。

 ちなみにアウシュビッツで殺された推定人数は160万人。

 写真多数。今夜はうなされそう。

 ぼくたちはどう記憶を受け継ぐのか?