ことばと詩 53 平林久「「星の進化」というおかしな言葉」 20210429
「天文では、星の一生に対して「星の進化」というおかしな言葉が使われます。1世代の中で星が核反応で変わっていくのは、あえて生物用語で言うなら「成長」「老化」です。 天文で国際的には evolution と言ってますが、これからして変なのですね。しかし、今さら「星の老化」ともいえないでしょうね。」
( 平林久『星と生き物たちの宇宙 ー 電波天文学/宇宙生物学の世界 ー』集英社新書、2000年、270ページ、p183~184 )
宇宙ステーションにアマガエルたちを送った生物学者と宇宙電波天文台を作った電波天文学者の、あっちへ飛びこっちへ飛ぶ、おもしろおかしいメール対談集。
実際に会って対談したわけではない。10ヶ月間のメール交信を本にした。
20年もたつと2人はそれぞれどうしているだろうか。野辺山電波天文台は、いまや予算不足で閉鎖寸前になっているようだ。
天文学のことも少しは追ってみたい。
「天文では、星の一生に対して「星の進化」というおかしな言葉が使われます。1世代の中で星が核反応で変わっていくのは、あえて生物用語で言うなら「成長」「老化」です。 天文で国際的には evolution と言ってますが、これからして変なのですね。しかし、今さら「星の老化」ともいえないでしょうね。」
( 平林久『星と生き物たちの宇宙 ー 電波天文学/宇宙生物学の世界 ー』集英社新書、2000年、270ページ、p183~184 )
宇宙ステーションにアマガエルたちを送った生物学者と宇宙電波天文台を作った電波天文学者の、あっちへ飛びこっちへ飛ぶ、おもしろおかしいメール対談集。
実際に会って対談したわけではない。10ヶ月間のメール交信を本にした。
20年もたつと2人はそれぞれどうしているだろうか。野辺山電波天文台は、いまや予算不足で閉鎖寸前になっているようだ。
天文学のことも少しは追ってみたい。