雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

新・古代史ノート 3 過去記録1 さくら・さつき・さなえ・・・の「さ」とは 20201112

2020年11月12日 07時56分34秒 | 遠州古代史
新・古代史ノート 3 過去記録1 さくら・さつき・さなえ・・・の「さ」とは 20201112


 雨宮ブログは10年以上の長期にわたるので、古代史関連の記事から主なものを「過去記録」として再掲載していきます。


 季節がずれるのはすみませんが、ご容赦してください。




「日本古代史3 さくら・さつき・さなえ・・・の「さ」とは
2010年03月27日 19時03分49秒 | 古代史を考える


 今日は3月27日(土)で、桜(さくら)がもう7分咲きで、浜松は昨夜から「お花見」モードです。


 今夜は土曜夜なので、浜松城公園とかは、みんな盛り上がっているんでしょうね。
 なぜ日本人は「花見」をするのか?
 なぜ桜が咲いたから、飲み会をするのか?
 ガイジン(外国人)には不可解だそうです。
 当の日本人も、その理由は知らないかもしれませんね。
 「なんでって?だって親の時代から毎年そうしているんだから」


 民俗学のほぼ定説では(「定説」は必ず、その「定説」に反対の学者もいますからね、)お花見は、ほんとうは、農業での今年の豊作を祈る「予祝(よしょく)」行事ということのようです。
 つまり、今年の田や畑の豊作を願って、みんなでお酒を飲み、団結を誓う、村の行事です。
 雨宮も、そう思います。


 日本人の神さま信仰では、稲の豊作の神様は、毎年秋に、山に帰っていって、春に里に戻ってきます。
 その神様を迎える行事が春のまつり「お花見」です。
 秋に神様を山に送る行事が「秋祭り」です。


 で、問題は、なぜ「さくら」の花なのかです。
 民俗学の説では、「さくら」という言葉は「さ」+「くら」で、「さ」は神様のこと、「くら」は、その神様が降りてくる「倉」を意味します。
 
 「さ」はいろんなバリエーションがあります。


  五月 さつき 神様が降りてきて稲が育つ月
  早苗 さなえ 神様が宿った稲の苗
  早乙女 さおとめ 稲を田植えするときの聖なる女性たち
   (ですから、早い年齢の、若い乙女とかという意味はほんらいないと思います。
    何歳だろうと、早乙女です。
  五月雨 さみだれ 5月の雨のことです


 どうでしょうか?
 これは雨宮説です。
 みなさん、無条件に、信じないでくださいね。
 自分で具体的に調べて、自分の目と頭で判断して、肯定するなり,否定するなりしてください。」



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