本と映像の森 232 アニメ映画「エヴァンゲリオン」シリーズ 1
先週、エヴァの映画新作に合わせて、テレビで旧作の放映をしていたのを見ました。旧作といっても、たぶん、第1回ではなくて改作の方だと思います。
第1回目の時の主要主人公の、若い男性が陰も形もなくなっていたので、抹消されたのでしょう。彼は、いったい、どこへ飛ばされたのでしょうか?
「セカンドインパクト」による文明破壊から14年、ちょうどその「セカンドインパクト」の時に生まれた14才の少年少女が主人公で、巨大生体ロボット「エヴァ」のパイロットになります。
人類の希望として地下に建設されたその基地=機関「ネルフ」の場所は神奈川県箱根や芦ノ湖の付近です。
そこを、人類の敵「使徒」が攻撃してきます。
その闘いに、先頭に立たされるのが、まるで「巨神兵」のようなエヴァとその少年少女パイロットです。
そのゼロ号が少女・綾波レイで、1号が主人公の少年・碇(いかり)シンジです。シンジくんは、父親に幼い頃に別れて(たぶん)、すごいコンプレックスの塊で、いつも「逃げちゃダメだ」とつぶやいています。
そのシンジくんが、ネルフ司令官の「碇」司令=父親に召集されて、ネルフに来るところから物語は始まります。
何かが、間違っているんですね。第1話のお話でも、シンジくんが司令どおりに闘っている時は、うまくいかずに、シンジくんが指示を拒否して暴走したりすると、使徒に勝利してしまうんですね。
つまり、アニメの物語としては、シンジくんが自立することで、事態が解決されていくという幹事なんですが、最終の解決がどうだったか、わかりません。
もうすこし研究します。