雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

古代ブログ 108 おじぎ・合掌・握手・キス

2019年05月11日 16時36分34秒 | 遠州古代史


古代ブログ 108  おじぎ・合掌・握手・キス

 『中日新聞』1面の「中日春秋」4月23日に次の文章が載っていた。

 スリランカでのテロに触れての記事だった。

 「日常的なあいさつにも、洋の東西では形に違いがある。日本を含む東はおじぎと合掌で、西は握手とキスである。民族学者の梅棹忠夫さんが一九五〇年代に随筆『東の文化・西の文化』で指摘している。東西の違いは、<人間文化の巨大な水脈>であるかもしれないと書いた。
 アフガニスタンは握手とキスの地で、インドは合掌であるそうだ。水脈はインドの西あたりでぶつかっているようである。文化の交差点であろう」

 合掌は仏教のというよりインドのあいさつだろう。おじぎはアジアのもっと古層のあいさつではないかと思う。

 西洋の「握手とキス」の歴史的観察は誰かしているだろうか。

 何か文献がないか、おじぎ・合掌・握手・キスの歴史をたどってみたい。

 ちなみに動物にも、とくに哺乳類にはあいさつ的行動はあるようだ。

 


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