雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

あるはま1 中区元浜町の椿姫観音

2010年10月28日 13時15分24秒 | あるはま(歩く浜松)
あるはま(歩く浜松)1 中区元浜町の椿姫観音

 書きたいこと、書きたい場所が「遠州の遺跡・寺社」だけでは収まらなくなってきたので、新しく「あるはま(歩く浜松)}コーナーをつくりました。

 街角で見たものとか、すてきな建物とか、紹介していきます。

 「元浜町」は、浜松の古い中心街です。なんせ「元の浜松」という意味ですから。

 その一角に、椿姫観音という建物があります。

 観音様といっても、寺社のたぐいではなくて、戦国時代に、徳川家康が三河から遠州に侵攻してきて、飯尾家の引馬城(ひくまじょう)を攻め落としたときに、今川に謀殺された夫のかわりに「お田鶴(たづ)の方」が侍女たちとともに戦って死んだという「伝説」です。

 真実の歴史なのか、証拠の文献はあるのかは、今の私には不明です。

 いまは伝説としておきますが、おそらく徳川家康にふがいなく降伏した男どもに怒りを燃やして、人間としての誇りを捨てないために、遠州の女性達が家康への抵抗の心をこめて創りだし、伝えた伝説なのではないでしょうか。

 この引馬城の落城の話は、また別の話を「あるはま」に書きます。

 実際の引馬城は、今の浜松市役所の東側のこんもりした森「東照宮」の場所です。


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