雨宮日記 12月7日(土) え、今日が学習会だった?!
「不特定秘密法案」国会通過から一夜開けました。悲憤慷慨している方が多いのだと思いますが、ぼくは「戦後自民党体制」の「終わりの始まり」だと思います。
長いあいだ、保守革新の綱引き・バランスがとれて、動かなかった針が、昨年の選挙で、急激に一時的に右に揺れて、自民党大勝をもたらしたことで、歴史が動き始めました。
その歴史は、まず「反動的に」始まったのですが、これは、当然、「破局」へ行くしかありません。もちろん、「破局」への進行を、ぼくたち(「ぼくたち」という概念は、いろいろな範囲があります)は全力で阻止しなければなりませんが、止められると断言はできません。
「破局へ行こうとする促進者」と「破局を阻止しようとするぼくたち、或いは誰か」の対抗軸で歴史は進行します。
その結果は、もちろん「未定」「未確定」です。「確定」しているような未来は、なんの面白みもないです。
ほんとうの「弁証法」「発展」は、「必然」ではなく、まったく「予測のつかない」「新たな創造」だと思います。一本道なら、なんにも面白くないですね。
未来は決まっていません。あるいは、未来が決まらない世界を創ります。
あれ?これって「コミュニスト」「共産主義者」としては、どうなの?でも「未来が決まっていない」「未来はみんなの意志で、決める」のが「コミュニズム」だと思います。
「未来は、誰か偉い人が、どこかで決めてくれる」のは「コミュニズム」ではないです。
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今日は、なにも用事はないし、明日の「福島調査ツアー報告会」の3人の報告者の1人としての報告の資料準備と、明後日の「浜岡原発永久停止裁判」での傍聴者へのチラシ準備を、のんびりやればいいと思っていました。
お昼前にNさんに電話したら「来週の学習会、今日に変えたよね」というので、ビックリして慌てました。
急遽、会場を借りに行って、資料のコピーに行って、レジュメを必死でつくりました。
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則子さんは、今日は午後4時からの夜勤なので、午後は少し仮眠して、午後3時半過ぎに、近所の勤務先に自転車で行きました。
わが家の、夜の「鍋」の食事の準備をしてくれました。則子さん、ありがとう。いつも、感謝しています。
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午後9時半過ぎに家に帰ったら、次女のアイさんのメモがあり「映画を観にいくので、還りは遅くなります」と書いてありました。
別に、還りが遅くなっても、「朝帰り」でもいいのですが…。アイさんを家に縛っているのではないので。
でも、それを、ぼくがアイさんに直接言ったことはないですね。察しているかもしれないですが。