雨宮日記 10月3日(水) ツクツクボウシがサヨナラを告げていました
昨夜(10月2日の夜)は、則子さんが深夜の仕事を手伝ってくれて、車の助手席に乗ってくれました。一人で仕事の時は、ソニーのウォークマンで音楽をずっと聞きながら運転するのですが、則子さんが同乗してくれる夜は、則子さんとずっと話をしながらいきます。
夫婦で、しかもいつも一緒にいて、まだそんな話題があるの?と思う火ともいるかもしれませんが、時間はどんなにあっても、まだ足りません。それに則子さんと会話していると、いろんなことを思いつくので、想像的で、創造的です。ジョン・レノンさんの「イマジン(思い起こしてごらん)」です。
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いま5時55分、さっき仕事から帰ってきた時に、90CCのバイクで「朝乗り」に出掛けた次女が帰ってきました。最近は、通勤も遠鉄電車からバイクに変えて浜松駅付近のバイク駐車場に止めて、メイワンの職場に通っています。買った当初は、エンジンがなかなかかからず苦労していたようですが、最近は、一発でかけて、すぐ出掛けているようです。
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3日の昼間、ボクが目を覚ますと、則子さんは横でお昼寝をしていました。窓から「オーシンツクツク、オーシンツクツク」とツクツクボウシの声が聞こえました。暑い夏の間は、家の近所ではクマゼミとアブラゼミの声しか聞こえないので、ツクツクボウシが啼くのは珍しいです。
もう10月なのですが、10月1日の台風の後、2日は夏のように暑かったので、セミさんも、わずかな夏の終わりを感じたのでしょうか。ツクツクボウシが「さよなら、また来年」と語りかけているような気がしました。
「やがて死ぬ けしきは見えず せみの声」 芭蕉