雨宮日記 4月28日(日) 今日はサ条約・安保条約発効の日…
今日は4月28日です。
1951年9月8日に日本の全権委員(代表は吉田首相)が署名した2つの条約、サンフランシスコ条約と、日米安保条約が1952年4月28日に「発効」しました。
ぼくが生まれたのは1951年(昭和26年)8月27日で、サンフランシスコ条約の調印のために代表団が渡米する直前です。
ぼく「雨宮智彦」の本名「信和」は、当時の新聞やラジオ報道で、サ条約を「信頼と和平」の条約と報道していたのを、ぼくの父が真に受けて、ぼくの名前に命名してしまったのです。
ずっと自分の実名「信和」はきらいでしたが、まあしょうがないので、ペンネームは「知は力」の「知性」と、エネルギーの源泉であるわが妻の則子さんの「太陽」=「日」を足して「智彦」としました。
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今日の「主権回復の日」政府式典に,保守のはずの沖縄県知事は出席せず、しかも天皇ご夫妻が退出する瞬間に、突然、不自然な「天皇陛下万歳!」の声。
報道で「天皇陛下も壇上で一瞬立ち止まった」と書いてます。
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実は「主権回復」どころか、アメリカの言いなりになって「安保条約」に調印し、当時の、今の自民党につらなる保守政権が、「主権と沖縄」をアメリカに「売り渡した」日です。
つまり、魂をアメリカという悪魔に売った日です。
「屈辱の日」なのか、どうかが問われています。
あ!売った人、吉田首相以下の人たちにすれば「屈辱」も何もないですね。できるだけ有利に売るという、当然の「商行為」でしょうね。でも、二束三文で売られた側は?
なにが信頼、なにが和平。