雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

古代ブログ 20 浜松の遺跡・古墳・地名・寺社 8 中区佐藤2丁目の駒形神社

2018年01月08日 21時53分22秒 | 遠州古代史


古代ブログ 20 浜松の遺跡・古墳・地名・寺社 8 中区佐藤2丁目の駒形神社

 ネットで検索した結果、静岡県内では御前崎市の駒形神社があります。

 祭神は、天津日高日子穂々手見命(あまつひこひこほほでみのみこと)、豊玉毘賣命(とよたまひめのみこと)、玉依毘賣命(たまよりひめのみこと)です。

 つまり、浜松市の駒形神社と同じ。同じ系統の神社です。

 岩手県の有名な駒形神社は、祭神がまったく違うので、別系統だと思います。

 問題は駒形神社の「駒」は、高句麗の意味を含むのかどうかですね。現状では、どっちなのか、証拠がありません。

 静岡市中心部の駒形神社も「駒形の神」という神をまつる別系統。ただし、これは岩手の「駒形神社」とも関係ありそうです。これは坂上田村麻呂伝説とも。

 浜松のは、もっと古層の神社の可能性があります。


< 「42」の再録 >
「遠州の遺跡・寺社42 中区佐藤2丁目の駒形神社
2010年11月15日 15時01分02秒 | 遠州古代史

 佐藤2丁目の駒形神社は、佐藤小学校の南、瑞雲寺の北にあります。

 西南向きの神社ですが、写真を見ての通り、なぜか参道がくの字に折れ曲がっています。

 神社に近い最初の参道は神社に向かって北から55度東(神社から235度)にぶれ、曲がった参道は北から35度東(神社から215度)です。
 最初の方向が本来の神社が面している方向かも知れません。
 
 祭神は、彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)、豊玉姫命(とよたまひめみこと)、玉依姫命(みこと)です。

 例祭日は9月28日です。

 彦火火出見命は、古代日本伝承(『日本書紀』『古事記』)で、天族のニニギ命と土着神の娘コノハナサクヤ姫の息子で、通称「山幸」といわれ、海神の娘豊玉姫と結婚して生まれた息子がウガヤフキアエズで、ウガヤフキアエズが豊玉姫の妹の玉依姫と結婚して生まれたのが磐余彦火火出見尊です。

 つまり南方系・九州系の神社と言うことでしょうか。
 
 問題は、なぜこの3神を祭るのが「駒形神社」なの?ということですね。
 駒とは馬のことなのかどうかも、問題です。
 駒形神社は全国にあるようで、また考察したいと思います。」

 


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