雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

青き炎 2

2015-02-06 22:56:52 | 面白い...パワスポ寺社
そして、「青き炎」とは、
また、なんともスサノオさんに似合う言葉、
タイトルだなぁ......と、
そんなことも勝手に思いつつ、
この国の創生神話において、
意図的に秘されて来たと思われるこの神様のお話は、しばし!
続くことになるのでございます。(^^)




この国に残る最古の書物
「記紀=きき=古事記&日本書紀」
に記される神話によれば、
国の「象徴」とされている天皇家は、
この世界を創った神々の直系とされています。
こんなふうに、一国の王や統治者が神話という形で
神々と結びついているような事例は世界中に沢山ありますが、
現存する国家の中で、
今現在に至るまで君主として君臨し続けている国というのは、
日本が「世界で唯一」となります。



実は凄いことにゃのか!?



なんか意味があるのか!?



考えすぎ!?



か!?



そして、曖昧な神話などとは別に、
史実として確認出来る事柄からでも、
天皇家というのは現存する全世界の王族や皇族の中で
2番目に古い歴史を持っていることが実証されてもいます。
世界一は史実を紀元前10世紀にまで遡ることができる
エチオピア国王の系譜になるらしいのですが、
仮に「神話をまるまる信じる」としたならば、

「日本が世界最古!」

となっても来るようなのです......が......
そこは今後、考古学的発見などがあるのか!?
無いのか!?
ちょっと楽しみなところでもあります。(^ω^)

そして、そんな神話によれば、
現天皇家の「初代」は神武天皇とされていて。
神武さんは太陽神「アマテラスオオミカミ=天照大御神」の孫である......
ともされています。

この話から天皇家は神の系譜と謳われ、
現在、国家の本宗(ほんそう)である伊勢神宮
内宮(ないくう)が
天照太御神を主祭神としているということもこの神話によります。
そんな国神であり太陽神でもあるアマテラスさんの奥には、
更に偉大な神々が連なり居て。
その「生まれ」にまつわる話としては、
日本書紀より一層古い「古事記」には、
だいたい、こんなことが書かれています......



————————多くの島々や神々を産んだ
伊邪那岐(イザナギ)、伊邪那美(イザナミ)の命。
その後イロイロとあって、
奥さんのイザナミさんが死んじゃった!(;゜ロ゜)

イザナギさんは黄泉の国に行ってしまったイザナミさんを
連れ戻そうと追いかけたのですが、
あちらの世界で変わり果てた姿となっていたイザナミさんに驚き、
おののき。
」を投げつけながら!
黄泉の国から慌てて逃げ帰りました。

帰ってきたイザナギさんは、
黄泉のケガレを洗い、清めるために
「小戸の阿波岐原=おどのあわぎはら」という場所で
「禊ぎ=みそぎ」祓いをしました。
が、この禊ぎの最中にも沢山の神々が生まれます。
その中で、最後に生まれ出た三柱の神というのが
天照大御神(アマテラスオオミカミ。太陽神)
月読命(ツクヨミノミコト。ツキヨミノミコト。月神)
素戔嗚命(スサノオノミコト。海神。荒ぶる神)

アマテラスさんはイザナギさんが左目を洗った時に生まれました。

ツクヨミさんは右目。

そして、

スサノオさんは......

鼻を洗った時に生まれました。

イザナギさんはこの三神の誕生にはひときわ喜び。
アマテラスさんには神々の国、
高天原(タカマガハラ、タカアマハラ)を支配しろ、と。
ツクヨミさんには夜の世界を支配しろ、と。
スサノオさんには海を支配しちゃいなさい、と、伝えます。
この時から彼等は「三貴神」と呼ばれ、
この世界を統治していくことになります————————



このお話は、
着物を着たりする時に左が前に来るようにしたり、
女性は左側が良いですよー、とか、
ブレスレットは左手にしたほうが良いよー、とか。
左手は清浄で、右手は不浄だから、とか。
そんな事の起源にも多分に関連しているものとも思われ。
特に太陽神で女神ともされているアマテラスさんの
「左目生まれ」
というのはとても影響大!な感じで。

北を背に、
南中する真昼の太陽と向き合った時。
太陽は「左=東」の方角から昇り、
「右=西」の方に沈んでいく......
ということを重ね合わせてのこととも思われます。
太陽が沈んだ後の世界は夜。
月が支配する世界。
右目にツクヨミさんというのもよくわかります。



しかし、スサノオさんは......



強き、青白き炎を宿すスサノヲさんは......



「イザナギの鼻から生まれた......」



と書かれています。



鼻から生まれた。。



なんじゃそりゃ!?



この部分は「三貴神」の出生にまつわる記述です。
神々の根本的なことが隠されているかもしれません。
神々の謎......
この国の創生の謎.......
を、解く鍵が隠れているのかも?しれません。
ただ......



悪ふざけ!(・ω・)ノ



......かもしれません。



しかし、もし、
長嶋さんやマイケル・ジャクソンさんが
遠い未来世界で人々から神と崇められている!?
かもしれない?
のと同じようなイメージで、
神話の神々も神となるソノ前に、
この世界を僕らと同じように毎日毎日懸命に生きて、
泣き、笑い、感動し、感激し、
時に落胆し、嘆き、悲しみ、それでも前を向き、
大志を持って歩みゆくような人生を送っていたとしたならば、
太古の世界で活き活きと生きていたかもしれない......
としたならば、
スサノオさんにも確かなる足跡が残っているハズで。
そしてソレが偉大で大きな足跡であればあるほど、
後の世の支配者が都合の良いように隠し、
歴史を書き換えていたとしても!?
それらは隠しきれないハズで。

さて、

神話に「偉大なる神」「荒ぶる神」と記されている
スサノオ(素戔嗚、須佐之男)さんは本当に実在していたのか!?
いたとして、いったい、どこから来て?
どこに居たのか?

「そんなの出雲じゃね!?当たり前じゃん!」
オマエ、以前、この記事で書いたじゃん!( ̄Д ̄)ノ 」

......という知見あるツッコミも含め、今回は、
そんな一般的に話される神話の先に見え隠れする世界に
乗り出してみようかと。
せっかくですし。

そんな訳でこのお話は、
次回、その「鼻」のお話へと続いていくのでございます(^ω^)


このマニアックな方向性はドンドン!と、
ページアクセスを落ち込ませていく!?
のでございまつ......(´・_・`)ええ。きっと。セレナーデ。





もし、三貴神さんがこの世界に実際に生きて、
存在していた神々だとしたならば、
イザナギのパパが禊祓いした
「小戸の阿波技原(おどのあわあぎはら)」という地も......
実際に存在する可能性があります。
上の写真は色々な説がある中で僕の思う
「オドノアワギハラ」
の地。九州は福岡県(筑紫)、姪浜の小戸という地にある
「小戸大神宮=おどだいじんぐう」。
バーベキューや海水浴もできる綺麗な入江にポツン......と、
隠れるようにして「小さくて真っ白い宮」が置かれています。



敷地も、何もかもがとても小さく。
この社(やしろ)しか無いのに......
「大神宮」とされています。
日本中の神社で毎朝、毎日、祭祀や結婚式、
七五三や厄払いなどでも必ず唱えられる、
神道における最重要文
「大祓の祝詞=おおはらえののりと」。
そこで、イザナギさんが禊(みそぎ)を行うくだりに、
こんな文が含まれています。


——————つくしの、ひむかの、たちばなの、
おどのあわぎはらに、
みそぎ、はらひたまうときにあれまする、
はらえどの、おおかみたち———————


筑紫の、日向の、橘の、小戸の、阿波岐原で、
禊祓い給う時に......


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