雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

「青き炎」首塚編

2018-04-15 00:24:26 | 凄い...パワスポ寺社
何かを「測ろう」とする時。
先ず縦、横、高さ、深さ、奥行き、色、触感.....等の大きさや外見。
そのモノ自体を構成している素材、内容物、匂い、味......等の内実。
そのモノ自体の重さや質量、動き、音......等のエネルギー。
そして、そのモノが在る、または置かれている場所、時間......時空。
仕上げにカンや本能、
心魂が反応する五感で知覚出来る外にある......何か。感情。思惟。
そんな物差し達を複合的に組み合わせて実態を掴んでいく......
というのが僕の中にある「ハカル」ということになるのでしょうか。



ただ、時折。



そんな「ハカル」ということがまったく出来ない、



限りなく見えない、わからない、



そんな物事に遭遇することがあります。



それは、



まさに、



「はかりかねるもの」



であるわけで。



東京、千代田区、大手町の一角にある「首塚」



将軍塚とも呼ばれ、有名な神田明神が元々座していた場所でもあり、
朝廷に謀反を起こした平将門の首を埋め、祀った場所......
とも伝わっている所です。



もう10年以上も前の話し、ということではありますが、
この場所に初めて訪れた時に僕が抱いた印象というのが
マサニそんな感じで......

「はかりかねる地」

少々ポンチキで空想的な感覚で表現しようとすれば、
この地にはどこまでも深い穴が開き、通っていて、
その底がわからない。

暗く、重い。

しかもその穴は「黒くて強い渦」の強烈なウネリそのものの様でもあって。
渦は底の知れない地中から上空高くまで竜巻のように立ち昇り、
陰陽、正誤、モノ、人、獣など全く関係なく、
近寄ったり、縁のあるモノモノを強力に巻き込んで、
そのまま地の底へと落とし込んでゆく......

ブラックホール?とは?もしかしてこういうものなのか?」

とも思えてしまうような感覚。

恐らくは大地の「ツボ」のような場所。

東京湾の「ヘソ」のような所。

でも、そんな地というのは時々あるものなのです。

日本中。世界にも。

ただ、この地に関しては底が知れなく。

混沌として全体のイメージも掴めない。ルツボ。坩堝。

それがまた畏怖心にも繋がってしまう。

更には、

こんな地に付き物の龍神さんの影すらも見えないという異様さ。

龍神さんでも避ける様な地なのか?

東京湾とは......

げに畏怖すべき場所なのか......?

そんな地の力の影響が何千年もの長い年月に渡り続いていくと、
引き寄せられ、
飲まれていったモノモノが幾重にも地層のように分厚く折り重なっていて。
それらが混然一体となってウネリ、
塚の周囲にただならぬ気配と力を放ってもいる様で。
その力の強さは地下鉄......特に「半蔵門線」で通りかかった時などには、
電車の中からでも鳥肌が立つくらいに感じられるものともなっていて。
昔、ポンチキ力に長けた、アル親しい音楽アーティストさん(♀)などからは

「大手町を地下鉄で通る時がいつも怖いのです。
息苦しくなったり......なんででしょう?
幼い頃からずーっと気になっていたのですが......
uzmetさんならわかるかと思って......」

なんていう質問をされる様なこともあったり。
ただ、その範囲は決して広くはなく、
ピンスポットの穴のような感じでもあって。
それでヘソっぽいと言うか、なんというか。
近づかなければそれ程影響を受けるわけでもなく。
と言いつつ、見ていると、そんな力を感じてなのか?どうなのか?
人々がひっきりなしにチョコチョコと訪れてもいて。
特に霊能者風情の人達とか......
かく言う僕も引き寄せられて、
ついつい訪れてしまったというワケではありますが......
その、最初に行った時は、その日以降、
しばらくは辛い出来事のアメアラレで。

「いっそのコト、全てを捨てて沖縄にでも逃げちゃおうかっ!?」

なんて思うくらい精神的に追い込まれるところまでいっちゃって。
思い出すのも嫌な記憶なのですが......

「恐ろしいところだな......オレではちょっと、測りかねる......」

東京、大手町の「首塚」とは、僕にとってはそういう場所でした。

「こう言う場所ってあるんだな......ホントに......」

と。

常に適当と思われる距離をとって来ていた場所でもありました。



あくまで個人的見解として、ですが。
この地の異様さの根幹にあるのは、恐らくは、
世に語られているような平将門さんの怨霊とか、
そう言った次元のものでは無いように思われます。
どんなに強い怨念的エナジーであっても、
たった一人の人間のモノだけでは、
これほど底の知れないエナジーのルツボにはなり得ません。
その源泉は、きっと太古の昔。
この地がまだ東京湾最奥の入り江であった頃。
この辺りは東京湾一帯に暮らす多くの人々にとって、
自然の恵み的にも交通的にも交易的にもコミュニティの防衛的にも、
とても大事な場所であったのだと思われます。
その重要さから常に色々なモノモノが集まり来ていて、
長い間に渡り多くの供物や祈りも捧げられて来てもいて。
地域の王の古墳の様なものもあったでしょう。
そんな有象無象のモノモノが長い年月に折り重なって、当初は、
現在の神社の様なポジティブな力で輝いていた時期もあったとも思われます。

それは言ってみればスサノオ(素戔嗚、須佐之男)さん的な力。

根元的で強力に圧縮もされた「青き炎」の力。

この地のベースには明らかにそのエレメントがあると思われるのです。

しかし、そんな青き炎の地には往々にしてよく起こる事ではあるのですが、
いつの頃からか、この東京湾における「最重要地」は、
人々の都合と欲によってドンドンと埋め立てられていき。
特に江戸時代以降はその行為に気遣いも思い遣りも無くなっていって。
ただひたすらに「人間の利と益のためだけに」土地が改造されていった様で。
やがて大地のツボは塞がれ、ヘソは無くされ。
さらに追い討ちをかけるように上から色々なものを置かれたり、
建てられたり。
そんな行為に罪などは無いかも知れませんが、
太古の昔より折り重なって積まれて来たモノモノには
光が届かない状況になって行き。

息も苦しく。

いつしか大地のヘソ的エナジーは陽から陰へ。
陰から怒り、負の電荷を帯びていき。
その負のエナジーがまるで重い漬物石で発酵させられるかの如く。
さらに芳醇なものへと!?醸造、変化をしていって。
やがて混沌たるエナジーが地の底から揮発されまくる......
的な物語で僕には見えて来るのです。
平将門さんは本来は超強力な陽の人であり、
民衆の揚力であったのにもかかわらず、理不尽に虐げられ、封印もされ。
それは神話におけるスサノオさんの様に......
そんな中で、よく似たエナジーとしてこの地に取り込まれ。
その象徴ともなって。
気がついたら一番上に据えられてしまってもいた......
この地の代表者的な役割と看板を背負わされてしまった......
将門さんもソリャ大変......であろうと。

江戸氏は、地の利は勿論のこと、
この地のこんな見えない力をも自らに取り込もうと
ココに江戸城を建てたのかも知れなくて。
「塚」の力の利用と流入は、
今以て皇居の根源的で強い陰力の一端となっている様にも思え。
それが皇居の大きな陽力をも産み出しているようにも感じられます。
東京駅やこの周辺にある日本や世界を代表する金融会社達にしても
同じかも知れません。
首塚とは僕にはそんな地のように思えていたのです。



今年の2月。とある日の午後。
そんな個人的に距離を取っていた地への招待状が?
デジタル極まりないラインという形で、突然、
僕の意図しないところから届いて来ました。
それは例によって?ポンチキ預言者のプリリンねーさんからの招待状で......



「平将門の首塚って行ったことある?大手町にあるらしいけど」



僕はひと言、こう答えました。



「はかりかねる場所だな」



......続く。



☆「青き炎」シリーズ記事☆
青き炎」「2」「3」「4
大和編
海賊編」 「2
番外編
氷川編
素粒子編


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10 コメント

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招待状 (プリリンねーさん)
2018-04-15 07:47:43
またも、知らずに招待状を渡してしまいました。
いつも、大変な思いにしてしまいますね。

頼られる人だからなのだと思います。
今回もありがとうございました。
返信する
プリリンねーさんへ。 (amenouzmet)
2018-04-15 09:58:59
(^^)
返信する
Unknown (こもりく)
2018-04-15 10:29:57
おはようございます。

古都は雨です。
いつもありがとうございます。

「青き炎」の記事を
読ませていただくと
なぜか
蔵王権現さんが浮かぶのです。

(もちろんスサノオさん、
なぜかシバ神さんも)

蔵王権現さん
青青とされて形相が
強面なんですけど

過去、現在、未来の仏さまたちなので
わたしには優しく時に厳しく
思えるんです。

母が生まれ育った里が
役小角さんが生まれたとされる
ところで

父が生まれ育った里が
蔵王権現さんのふもと。

そしてわたしは
こもりくの里で育ち

この青き炎に
とても興味があります。

昨日、三輪山の近くを通って
やっぱり大蛇がぐるぐる
巻いてるなぁこのお山。

新緑のころは何本もの筋になり
ウネウネとした模様になり

こんなことをおもいながら
いるのはやっぱりヘンだねと…(*^^*)

塚とされているところって
古墳じゃないのかな?!とか

妄想です!妄想。
返信する
こもりくさんへ。 (amenouzmet)
2018-04-15 12:19:13
素晴らしいです(^_^)全て精密な感応だと思います。
僕さん、金峯山寺の五嶽神鏡も大切に持っておりますし。
返信する
こんにちは(^^ゞ (田舎のポンチキ)
2018-04-16 07:11:33
黒い渦…すごく重たいね!何もみえない真っ黒!底なし、うんうん『ブラックホール』ナイスな表現です! 息が出来ないよ(笑)

昨日、大塚行ってなんとか消せました。
シンクロしてる『久保田の萬寿』を知らずに手に取って(笑)
綺麗な✨塚になりましたよ~👍
返信する
田舎のポンチキさんへ。 (amenouzmet)
2018-04-16 10:37:29
流石でございます(*´ω`*)全てお見通しで、、、
大塚丘はピカピカでしたねー
返信する
思わず投稿 (ayz)
2018-04-17 08:57:29
uzmetさんの、「測る」についての文章に自分の中の何かがものすごく共鳴してしまい、初めてコメントしてしまった次第です。今、学んでいる絵のデッサンに必要な三要素、(重さ、触感、動き)という考え方にさらに深みを与えていただきました。感謝!!!!!
返信する
巫女の意識はみんなの意識 (アシュラの息子)
2018-04-17 10:47:27
人、環境を大切にしていれば

問題が大きくなることも

偽りの自分に惑わされる

こともないと思います
返信する
ayzさんへ。 (amenouzmet)
2018-04-17 14:18:11
流石にクリエーターさんは凄いですなー(*´ω`*)
是非素晴らしい作品を創ってもらえたらとー。
有り難いコメントありがとうございます。感謝です。
返信する
アシュラの息子さんへ。 (amenouzmet)
2018-04-17 14:19:21
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