日本一広い平野である関東平野の北西の端に、人々から
「上毛三山=じょうもうさんざん」
と呼ばれる三つの山があります。
ソレゾレ
「赤城山=あかぎさん」
「妙義山=みょうぎさん」
「榛名山=はるなさん」
という山を指しているわけなのですが、
古来より今に至るまで「恵みの山」として
人々から親しみと畏敬の念を持ってそう呼ばれて来ているようです。
そんな多くの人々からの崇敬もあってか、
どの山にもそれぞれの山の名を冠した一部マニアには有名な!?
神社が鎮座しています。
古来、大和朝廷からも、その治政領域を広げていく時期に......
だいたい4世紀から8世紀ぐらいにかけて......
関東地域平定の為の中心地として、また、
東北地域へと更なる領土拡大に動く際の足場となる地として、
重要視されて来た地でもあります。
現在、群馬県となっているこの「三山」地域の重要さは、
当時の朝廷においてたった「三つ」しか無かった
「親王任国=しんおうにんこく」
の一つに選ばれているということでも窺い知れます。
「親王任国」とは、天皇家や皇族の最高位であることを表す
「親王」が「直轄で治める」地のこと。
当時の記録では「大国」と記されていて、
昔からとても豊かな地であったようです。
ちなみに、富士山、白山、高尾山、阿蘇山、出羽三山、鳥海山、
恐山、三峰山、剣山、高野山、比叡山、、、
「やま」と言わないで「さん」と呼ばれる山は......
神様の住われる「霊山」だと言われています。
決して失礼があってはいけない山。
目上の人や敬愛する方を「~さん」と呼ぶことの語源も、
実はここに在るとも言われています。
その美しい「上毛三山」の姿は
僕の生まれ育った故郷の地からはいつも遠くに見ることが出来て、
とても身近な山々だったのですが、
先日、埼玉の実家に用事があって帰っていた時に、
さほど遠く無い、その「三山」の一つである「榛名山」に
チロッとドライブに行って来ました。
火山である榛名山の山頂には榛名湖というカルデラ湖があって、
幼い頃、釣りに凝っていた父親に「ワカサギ釣り」なるものに
幾度か連れて行かれたという記憶もあるのですが、
僕の記憶の中でも最古のものということで、
なんだか「モヤッ」と......
なんとなく覚えているというような感じでしかなく。
この日のドライブはそんな「モヤッ」と感を晴らすべく!
......という動機のコトリップでした。
天気はトテモ良くて、
僕の記憶の倉庫に「モヤッ」と仕舞われていた榛名湖さんは......
ちょっと驚くくらいの、とても綺麗な湖でした。(^^)
「アレ!? ココこんな綺麗だったっけ!?。。。(o゜ー゜o)??」
というのがその時の率直な感想。
「水澤観世音=水澤寺(みずさわでら)」
という、同じ榛名山の中腹にあるお寺さんもこんな感じで......
「アレ!?ここ、、何だかパワー凄くね!?
特に、、六角堂なる建物のあたり、、ヤバくね!?」
......というのが素直な感想。
写真奥に見える塔が六角堂です。
グルグルと手押し車のように塔の中に置かれている
大きな仏様を台座ごと回すことが出来ます。
三回まわすと願いが叶うとか、なんとか。
境内の鐘も鳴らし放題!?です。
ナカナカ良い音色。。。(o-´ω`-)ウムウム
モノ好き以外誰も来ませんが、
本堂背後の山を少し登った所にある「万葉集の碑」の辺り一帯も
なんだか凄い清廉な力を感じるスポットでした。
そして「水澤(水沢)」と言えば、
何といっても有名なのは「水澤うどん(水沢うどん)」!
すこぶるうまひ!(><)/
お店の創業は安土桃山時代。
「本能寺の変」の年だという、
水澤うどんの元祖!を名乗る「田丸屋」さん。
お店のメニューにはこう書かれていました......
「のし切り三年、茹で十年、粉練りは一生」
店内も和風モダンの美しい建築で。
特にこの下駄箱が......良い感じ(゜ω゜ )
「しかし、親父に食べさせてもらったことねーな。
水澤うどん......」
そして、その後向かったのが榛名山の真打ち!榛名神社。
久々にインパクトある神社でした......
つーか、半端ないパワー!(@。@)!
なんなんだ!?ココわ!?ってくらい。
ヤバいっっす。
入り口と山門からしてヤラカシテます。
そして、参道に沿って流れる綺麗な谷川の岸壁にある、
虹の橋のようになった岩のアーチ。
もう龍にしかみえない「鞍掛岩(くらかけいわ)」
ボクちんもう釘付け。
このエリア。一歩も動けず......
美しい参道。
険しい山中にある神社なのに終始とても歩きやすいのが少し驚き。
女性はヒールでも本殿まで行けますなぁ......
さらに参道を歩くと、どこもかしこもヤバいとこばかり。
途中、絶対に外せないオーラを放つ「塞神社(さいのかみしゃ)」
神仏習合時代の名残も沢山。
弁財天さん!(^^)
「神橋」と呼ばれるこの橋の辺りもカナリの力が......(@.@)
手洗場の横には、
こんな「瓶子瀧(みすずのたき)」が。
僕的にはもう「決定的!」な場所。
「双龍門(そうりゅうもん)」
この地が龍神さんの地であることも決定的。
左右の扉にも龍が......
双龍門を出たトコの左にある......
何の説明も表示も無い小さな三つの社(やしろ)。
皆素通りしていましたが、ここ、絶対挨拶すべきトコ。
僕的には「祓戸三神(はらえどさんしん)」さんだと思われまする。
本殿の龍。
白と赤。見事!(゜д゜)
そして、本殿の後ろに聳える御神体......
大きな岩柱とその上にある落ちそうで落ちない大岩。
修験道の地らしく、
大地と岩からの力をヒシヒシと感じるような土地柄。
しかし、なぜか?歩いていると上ばかり見上げてしまうような神社。
ココは天と地の力が交差するとても希な場所の様な気がするのです。
帰りの参道では地元の山芋と舞茸が美味しすぎる
「こまつや」さんのこんなお蕎麦と......
景色と、
勿論!
ココ( ̄ー+ ̄)ニヤリッ
伊香保温泉。源泉の湯。
しかしですね、
大きくなってから小学校の体育館のバスケットゴールとかを見てみると
「れ!?こんな低かったっけ?
ダンク出来ちゃうやんか」
とか、
小さい頃とても
「美味しい!」
という印象だったお店に大人になってから行ってみると、
色々なものを食べて舌が肥えて?しまっていたりするせいか、
「らら!?こんな味だったっけ!?」
なんて思うようなことがとかく多いパターンのハズなのですが、
こと、僕の「榛名散策」に関しては全てがその逆で......
今回触れたソレゾレのインパクトの大きさと心地良さは、もう、半端無し。
伊香保温泉にしても、
「湯の花まんじゅう」を買ってもらったような記憶は微かにあれど、
実は温泉に入ったことは無かったし......
「れれ!?榛名って......
こんなスゲーとこだったっけ......
つーか、だったんだ。。。( ̄。 ̄;)。。」
なーんてことになってしまったのは!?......
......親父...め。。。( ̄‥ ̄)モヤッ
「上毛三山=じょうもうさんざん」
と呼ばれる三つの山があります。
ソレゾレ
「赤城山=あかぎさん」
「妙義山=みょうぎさん」
「榛名山=はるなさん」
という山を指しているわけなのですが、
古来より今に至るまで「恵みの山」として
人々から親しみと畏敬の念を持ってそう呼ばれて来ているようです。
そんな多くの人々からの崇敬もあってか、
どの山にもそれぞれの山の名を冠した一部マニアには有名な!?
神社が鎮座しています。
古来、大和朝廷からも、その治政領域を広げていく時期に......
だいたい4世紀から8世紀ぐらいにかけて......
関東地域平定の為の中心地として、また、
東北地域へと更なる領土拡大に動く際の足場となる地として、
重要視されて来た地でもあります。
現在、群馬県となっているこの「三山」地域の重要さは、
当時の朝廷においてたった「三つ」しか無かった
「親王任国=しんおうにんこく」
の一つに選ばれているということでも窺い知れます。
「親王任国」とは、天皇家や皇族の最高位であることを表す
「親王」が「直轄で治める」地のこと。
当時の記録では「大国」と記されていて、
昔からとても豊かな地であったようです。
ちなみに、富士山、白山、高尾山、阿蘇山、出羽三山、鳥海山、
恐山、三峰山、剣山、高野山、比叡山、、、
「やま」と言わないで「さん」と呼ばれる山は......
神様の住われる「霊山」だと言われています。
決して失礼があってはいけない山。
目上の人や敬愛する方を「~さん」と呼ぶことの語源も、
実はここに在るとも言われています。
その美しい「上毛三山」の姿は
僕の生まれ育った故郷の地からはいつも遠くに見ることが出来て、
とても身近な山々だったのですが、
先日、埼玉の実家に用事があって帰っていた時に、
さほど遠く無い、その「三山」の一つである「榛名山」に
チロッとドライブに行って来ました。
火山である榛名山の山頂には榛名湖というカルデラ湖があって、
幼い頃、釣りに凝っていた父親に「ワカサギ釣り」なるものに
幾度か連れて行かれたという記憶もあるのですが、
僕の記憶の中でも最古のものということで、
なんだか「モヤッ」と......
なんとなく覚えているというような感じでしかなく。
この日のドライブはそんな「モヤッ」と感を晴らすべく!
......という動機のコトリップでした。
天気はトテモ良くて、
僕の記憶の倉庫に「モヤッ」と仕舞われていた榛名湖さんは......
ちょっと驚くくらいの、とても綺麗な湖でした。(^^)
「アレ!? ココこんな綺麗だったっけ!?。。。(o゜ー゜o)??」
というのがその時の率直な感想。
「水澤観世音=水澤寺(みずさわでら)」
という、同じ榛名山の中腹にあるお寺さんもこんな感じで......
「アレ!?ここ、、何だかパワー凄くね!?
特に、、六角堂なる建物のあたり、、ヤバくね!?」
......というのが素直な感想。
写真奥に見える塔が六角堂です。
グルグルと手押し車のように塔の中に置かれている
大きな仏様を台座ごと回すことが出来ます。
三回まわすと願いが叶うとか、なんとか。
境内の鐘も鳴らし放題!?です。
ナカナカ良い音色。。。(o-´ω`-)ウムウム
モノ好き以外誰も来ませんが、
本堂背後の山を少し登った所にある「万葉集の碑」の辺り一帯も
なんだか凄い清廉な力を感じるスポットでした。
そして「水澤(水沢)」と言えば、
何といっても有名なのは「水澤うどん(水沢うどん)」!
すこぶるうまひ!(><)/
お店の創業は安土桃山時代。
「本能寺の変」の年だという、
水澤うどんの元祖!を名乗る「田丸屋」さん。
お店のメニューにはこう書かれていました......
「のし切り三年、茹で十年、粉練りは一生」
店内も和風モダンの美しい建築で。
特にこの下駄箱が......良い感じ(゜ω゜ )
「しかし、親父に食べさせてもらったことねーな。
水澤うどん......」
そして、その後向かったのが榛名山の真打ち!榛名神社。
久々にインパクトある神社でした......
つーか、半端ないパワー!(@。@)!
なんなんだ!?ココわ!?ってくらい。
ヤバいっっす。
入り口と山門からしてヤラカシテます。
そして、参道に沿って流れる綺麗な谷川の岸壁にある、
虹の橋のようになった岩のアーチ。
もう龍にしかみえない「鞍掛岩(くらかけいわ)」
ボクちんもう釘付け。
このエリア。一歩も動けず......
美しい参道。
険しい山中にある神社なのに終始とても歩きやすいのが少し驚き。
女性はヒールでも本殿まで行けますなぁ......
さらに参道を歩くと、どこもかしこもヤバいとこばかり。
途中、絶対に外せないオーラを放つ「塞神社(さいのかみしゃ)」
神仏習合時代の名残も沢山。
弁財天さん!(^^)
「神橋」と呼ばれるこの橋の辺りもカナリの力が......(@.@)
手洗場の横には、
こんな「瓶子瀧(みすずのたき)」が。
僕的にはもう「決定的!」な場所。
「双龍門(そうりゅうもん)」
この地が龍神さんの地であることも決定的。
左右の扉にも龍が......
双龍門を出たトコの左にある......
何の説明も表示も無い小さな三つの社(やしろ)。
皆素通りしていましたが、ここ、絶対挨拶すべきトコ。
僕的には「祓戸三神(はらえどさんしん)」さんだと思われまする。
本殿の龍。
白と赤。見事!(゜д゜)
そして、本殿の後ろに聳える御神体......
大きな岩柱とその上にある落ちそうで落ちない大岩。
修験道の地らしく、
大地と岩からの力をヒシヒシと感じるような土地柄。
しかし、なぜか?歩いていると上ばかり見上げてしまうような神社。
ココは天と地の力が交差するとても希な場所の様な気がするのです。
帰りの参道では地元の山芋と舞茸が美味しすぎる
「こまつや」さんのこんなお蕎麦と......
景色と、
勿論!
ココ( ̄ー+ ̄)ニヤリッ
伊香保温泉。源泉の湯。
しかしですね、
大きくなってから小学校の体育館のバスケットゴールとかを見てみると
「れ!?こんな低かったっけ?
ダンク出来ちゃうやんか」
とか、
小さい頃とても
「美味しい!」
という印象だったお店に大人になってから行ってみると、
色々なものを食べて舌が肥えて?しまっていたりするせいか、
「らら!?こんな味だったっけ!?」
なんて思うようなことがとかく多いパターンのハズなのですが、
こと、僕の「榛名散策」に関しては全てがその逆で......
今回触れたソレゾレのインパクトの大きさと心地良さは、もう、半端無し。
伊香保温泉にしても、
「湯の花まんじゅう」を買ってもらったような記憶は微かにあれど、
実は温泉に入ったことは無かったし......
「れれ!?榛名って......
こんなスゲーとこだったっけ......
つーか、だったんだ。。。( ̄。 ̄;)。。」
なーんてことになってしまったのは!?......
......親父...め。。。( ̄‥ ̄)モヤッ