『国として、被・植民地化しない方法は?』
マイケル・ムーア監督の映画を一本も見ていないのに、NHKのクローズアップ現代(それは、2009年12月3日放送で、私は録画をしておいて、2010年の1月の末に見たのですが)・・・・・彼が非常に優しい人間であることを知りました。
突撃取材の映像が世界中にばら撒かれているので、激しい性格であると誤解を受けていると思いますが、本質は非常に優しい人です。そして、その優しさは、弱いもの、不当に虐げられている人を、保護したいという傾向となって現れます。
と、同時に、そういう人々を生み出してしまった社会へ眼を向け、その原因を探ります。そして、映画として、庶民大衆にわかりやすく、大切なことを告げてくれます。
のちに、近作、『キャピタリズム~マネーは踊る』を見る私ですが、その前に、その番組で、発言されたことが、日本人にとっては、重要な贈り物であることに気がついたので、それを、この場でお話をしたいです。ごらんになった方は、そこに気がついておられるかな?
でも、文字として記録をしておくことも大切だと思うから。
それは、恐怖心を利用して、大衆を煽り立て、その隙間に大金を、奪ってしまうやり方が、単に一国内で行われていうわけではなくて、国家間でも行われていることを示唆する発言ですが、
ムーア監督ご本人の言葉ではなく、イギリスの(元国会議員・・・・現在は、評論家からライター、もしくは、学者であろうと私が推察するひとですが)
T.ベン氏の言葉として、引用をされます。
実は、これは、マイケル・ムーア監督が医療保険問題を扱った映画『シッコ』の中の映像だそうですが、
「国家の支配には2つの方法がある。恐怖を与えることと、士気をくじくこと。
教育と健康と自信をもつ国民は扱いにくい。世界人口の1%が80%の富を独占している。貧しく士気をくじかれ、恐怖心があるため命令を聞いて、最善を祈るのが一番安全だと思っているんだ」
と、発言をしています。
『うーむ』とうなるのは、私が長年考えてきたことと同じだからです。
日本人もその恐怖感であおられています。チューリップとか公共花壇の花を、傘で乱暴に、払いながら、摘み取ってしまう男の、映像が出ました。その後、毒入り飲料の発見とか、毒入り餃子事件の発覚とか、料亭・大阪吉兆の、偽装牛肉事件とか、バターが急に市場から消えるとか、毒入り米事件とか・・・・・・
その中には、真実の事件も含まれているでしょう。悪い肉に血を混ぜて、良い肉とした事件などは、本当の事件だと思います。
しかし、最近の朝青龍問題に至る、一連のヒステリックな、総バッシングは、日本人を精神的にあおリ、その結果、容易に支配してしまう、手法の一つであると私は考えているのです。
たとえば、NHKで放映された監視カメラの映像さえある、チューリップの花を傘で払う男についても、誰も逮捕されていませんね。日本人は、普通の場合は、孤立して生きている人は少なくて、大抵は会社とか、近隣社会に顔を知られています。だから、あれほど、明瞭な映像が出れば、「あれは、だれそれさんよ」と評判になり、微罪であっても、警察は逮捕しなければならないでしょうし、
週刊誌は、普通なら、後追いをしなければならないでしょう。
民主党はよく「国家、戦略局をつくりました」とか、なんとか、いっているけれど、本当に国民を守りたいのなら、こういう微罪であっても、日本中を、心理的な混乱に陥れた犯人は逮捕するべきですよね。だけど、一切の続報がありません。
ただし、こういうことを書けば、このブログ公開と、同時期に、またはあとに、その逮捕があるかもしれません。私の文章を後追いして、反対方向へ事実をフォローされることは非常に多数、私自身が気がついている、そちらさまの手法ですから。
~~~~~~~~~
だけど、民主党の国家、戦略局とか、言うものは、ほとんどは、小沢幹事長の独裁を、サポートするためのもののようで、国民を守るための機関ではない模様です。これって、スターリン時代と同じですよね。本当に恐ろしいが、ここ、4日間で、マスメディアの論調も、小沢幹事長に対しては、急速に変わりましたし。
~~~~~~~~~
ま、いずれにしろ、T.ベン氏の言うとおり、教育と、健康と、自信を持つ国家は扱いにくい」と言うわけで、日本は扱いにくい国だと、思われていて、実際に、去年の秋に、アメリカのストラテジストが、『日本は扱いにくい国だ』と発言したとの、ウエブニュースがありました。
そして、昨日、「小沢幹事長がアメリカ訪問の予定である」と報道をされました。本当に、<どうどう>というか、<いけシャーシャーというか>、はっきり、と、アメリカ(その1%の富裕層ですが)に、かわいがられていることを公開したわけです。
そして、日本人が世界で唯一持っている相撲という興業(それは、遊びであるのですよ。国技ですって。変ですね。遊びであるから、人がお金を払って見に来るわけです、(後注1)で、もっとも人気のある相撲取り、横綱朝青龍を、自ら引退するように、お膳立てをしました。
この流れは中川昭一元大臣の酔っ払った姿を、世界中にさらしたあの工作と同じ流れでしょう。・・・・・というわけで、誇りや、士気を奪っていくわけです。
そして、そういう日本という国の中で、物事を見通していて、元気な人間は、必ず、弾圧をされます。それは、非常に間接的なので、加害者がはっきりとはしない形で行われます。が、私の場合は、すべての因果関係はすでに、解明しています。
今日の文章から派生することはいっぱいあります。横綱審議委員家の鶴田卓彦氏のバックグラウンドに対する分析とか、いろいろありますが、文章が長くなるので、ここで、いったん止めましょう。では、
2010年 2月6日 雨宮 舜
後注1、相撲を好きだという外国からのレポートを見て、昔は、相撲が柔道のように、他の国でも行われるようになったのか、と私は誤解をしていました。
そのころは、大木の元にすんでいる我が家では、地上波しかテレビが入らなかったからです。今は、ケーブルテレビで、衛星放送を見ることができます。1999年のニューヨークのアパートにおいてあったテレビは、チャンネル数が、百近くあるかなというもので、選局が、難しいし、あのころは版画にまじめに取り組んでいたので、見ませんでしたが、
私が衛星放送オンチだっただけで、世界の人は衛星放送で、日本の相撲を見ている模様です。だとすると、世界中で、あの朝青龍を、人々は楽しんでいたわけです。なんとも、言いようが無い流れです。国民の総意とはまったく異なるところで、結論が出されました。
相撲の人気もさらに落ちることでしょう。
マイケル・ムーア監督の映画を一本も見ていないのに、NHKのクローズアップ現代(それは、2009年12月3日放送で、私は録画をしておいて、2010年の1月の末に見たのですが)・・・・・彼が非常に優しい人間であることを知りました。
突撃取材の映像が世界中にばら撒かれているので、激しい性格であると誤解を受けていると思いますが、本質は非常に優しい人です。そして、その優しさは、弱いもの、不当に虐げられている人を、保護したいという傾向となって現れます。
と、同時に、そういう人々を生み出してしまった社会へ眼を向け、その原因を探ります。そして、映画として、庶民大衆にわかりやすく、大切なことを告げてくれます。
のちに、近作、『キャピタリズム~マネーは踊る』を見る私ですが、その前に、その番組で、発言されたことが、日本人にとっては、重要な贈り物であることに気がついたので、それを、この場でお話をしたいです。ごらんになった方は、そこに気がついておられるかな?
でも、文字として記録をしておくことも大切だと思うから。
それは、恐怖心を利用して、大衆を煽り立て、その隙間に大金を、奪ってしまうやり方が、単に一国内で行われていうわけではなくて、国家間でも行われていることを示唆する発言ですが、
ムーア監督ご本人の言葉ではなく、イギリスの(元国会議員・・・・現在は、評論家からライター、もしくは、学者であろうと私が推察するひとですが)
T.ベン氏の言葉として、引用をされます。
実は、これは、マイケル・ムーア監督が医療保険問題を扱った映画『シッコ』の中の映像だそうですが、
「国家の支配には2つの方法がある。恐怖を与えることと、士気をくじくこと。
教育と健康と自信をもつ国民は扱いにくい。世界人口の1%が80%の富を独占している。貧しく士気をくじかれ、恐怖心があるため命令を聞いて、最善を祈るのが一番安全だと思っているんだ」
と、発言をしています。
『うーむ』とうなるのは、私が長年考えてきたことと同じだからです。
日本人もその恐怖感であおられています。チューリップとか公共花壇の花を、傘で乱暴に、払いながら、摘み取ってしまう男の、映像が出ました。その後、毒入り飲料の発見とか、毒入り餃子事件の発覚とか、料亭・大阪吉兆の、偽装牛肉事件とか、バターが急に市場から消えるとか、毒入り米事件とか・・・・・・
その中には、真実の事件も含まれているでしょう。悪い肉に血を混ぜて、良い肉とした事件などは、本当の事件だと思います。
しかし、最近の朝青龍問題に至る、一連のヒステリックな、総バッシングは、日本人を精神的にあおリ、その結果、容易に支配してしまう、手法の一つであると私は考えているのです。
たとえば、NHKで放映された監視カメラの映像さえある、チューリップの花を傘で払う男についても、誰も逮捕されていませんね。日本人は、普通の場合は、孤立して生きている人は少なくて、大抵は会社とか、近隣社会に顔を知られています。だから、あれほど、明瞭な映像が出れば、「あれは、だれそれさんよ」と評判になり、微罪であっても、警察は逮捕しなければならないでしょうし、
週刊誌は、普通なら、後追いをしなければならないでしょう。
民主党はよく「国家、戦略局をつくりました」とか、なんとか、いっているけれど、本当に国民を守りたいのなら、こういう微罪であっても、日本中を、心理的な混乱に陥れた犯人は逮捕するべきですよね。だけど、一切の続報がありません。
ただし、こういうことを書けば、このブログ公開と、同時期に、またはあとに、その逮捕があるかもしれません。私の文章を後追いして、反対方向へ事実をフォローされることは非常に多数、私自身が気がついている、そちらさまの手法ですから。
~~~~~~~~~
だけど、民主党の国家、戦略局とか、言うものは、ほとんどは、小沢幹事長の独裁を、サポートするためのもののようで、国民を守るための機関ではない模様です。これって、スターリン時代と同じですよね。本当に恐ろしいが、ここ、4日間で、マスメディアの論調も、小沢幹事長に対しては、急速に変わりましたし。
~~~~~~~~~
ま、いずれにしろ、T.ベン氏の言うとおり、教育と、健康と、自信を持つ国家は扱いにくい」と言うわけで、日本は扱いにくい国だと、思われていて、実際に、去年の秋に、アメリカのストラテジストが、『日本は扱いにくい国だ』と発言したとの、ウエブニュースがありました。
そして、昨日、「小沢幹事長がアメリカ訪問の予定である」と報道をされました。本当に、<どうどう>というか、<いけシャーシャーというか>、はっきり、と、アメリカ(その1%の富裕層ですが)に、かわいがられていることを公開したわけです。
そして、日本人が世界で唯一持っている相撲という興業(それは、遊びであるのですよ。国技ですって。変ですね。遊びであるから、人がお金を払って見に来るわけです、(後注1)で、もっとも人気のある相撲取り、横綱朝青龍を、自ら引退するように、お膳立てをしました。
この流れは中川昭一元大臣の酔っ払った姿を、世界中にさらしたあの工作と同じ流れでしょう。・・・・・というわけで、誇りや、士気を奪っていくわけです。
そして、そういう日本という国の中で、物事を見通していて、元気な人間は、必ず、弾圧をされます。それは、非常に間接的なので、加害者がはっきりとはしない形で行われます。が、私の場合は、すべての因果関係はすでに、解明しています。
今日の文章から派生することはいっぱいあります。横綱審議委員家の鶴田卓彦氏のバックグラウンドに対する分析とか、いろいろありますが、文章が長くなるので、ここで、いったん止めましょう。では、
2010年 2月6日 雨宮 舜
後注1、相撲を好きだという外国からのレポートを見て、昔は、相撲が柔道のように、他の国でも行われるようになったのか、と私は誤解をしていました。
そのころは、大木の元にすんでいる我が家では、地上波しかテレビが入らなかったからです。今は、ケーブルテレビで、衛星放送を見ることができます。1999年のニューヨークのアパートにおいてあったテレビは、チャンネル数が、百近くあるかなというもので、選局が、難しいし、あのころは版画にまじめに取り組んでいたので、見ませんでしたが、
私が衛星放送オンチだっただけで、世界の人は衛星放送で、日本の相撲を見ている模様です。だとすると、世界中で、あの朝青龍を、人々は楽しんでいたわけです。なんとも、言いようが無い流れです。国民の総意とはまったく異なるところで、結論が出されました。
相撲の人気もさらに落ちることでしょう。