こんにちは
帰ってきました。流石にこの当直明けは眠いです。
ただ、ぼ~っとはするものの一度見てみたかった映画があるので、それをこの後見に行こうと思っています。
渡辺謙主演のあの御巣鷹とかを題材にしているやつを一度見てみたかったのですが、近くで16時半からやるようです。それに間に合うようにいってみたいと思います。
面白ければ寝ないはず・・・・。
ただ、先ほどから電話がかかってきているのですが…映画を見ている最中にも何回か電話がかかってくるのだろうな~と思っています。
さて、大学病院の当直…ですが、僕は急患を対処していることが多く(良く引く・・・と言われます)、夜中に当直+研修医で救急部のようなことをしてクリアしていくことがあります…。これは3次救急なので仕方がないと思うのですが・・・・昨日のように数だけ多くて対応に追われるということもあります。(ちなみに昨日の当大学の救急患者:1次救急が42/52でした)
実際に医師の当直勤務をするとわかるのですが、うちのようにモニターのアラーム音が常に鳴り響くような診療科では当直はまともに寝ていられません。
昨日も、最終的に当直室のベッドにもぐりこんだのは3時過ぎでしたが、その後もアラームが鳴るたびに目が覚め・・・・という状況でした。
当直はこんな感じで常に対応する気構えでおらねまなりません。
実際、7月末には僕が当直の日の夜中に心肺停止した人もいましたので・・・・。
そういうのに対応する気構えを持ちながら寝る・・・・
交感神経興奮状態ですよね。
性質が悪いことに・・・僕らも24時間オンコールでおりますので…家でもアラームが鳴らないだけで何かあったらすぐに対応できるような精神状態で床についています。
これは疲れが取れません。
しかし、自分が気を抜けば患者さんは死ぬかもしれないわけで…気は抜けません。重症患者が多い中、夜勤の看護師さんは2名・・・。二人同時に何かあった場合は恐らく致命的なことがおきます。
それに対して対応していないのは国なんですが・・・。
数か月前も看護師さんがラウンドに行っている最中に、不整脈が発生し僕らが夜中ですけどいたので対応できたということがありました。
その恐ろしさが一般の人々にはわからないのでしょう。
人が足りない・・・そのことによって助けられる命が失われる可能性があること…その怖さを。
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さて、スーパーコンピュータ―関連と同様、医療も政治判断されるのか否か・・・と現場で思ったりしています
スパコン「凍結」せず…菅戦略相、仕分け見直し
11月22日22時2分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091122-00000815-yom-pol
菅副総理・国家戦略相は22日、政府の行政刷新会議(議長・鳩山首相)の「事業仕分け」で「事実上の凍結」とされた次世代スーパーコンピューター(スパコン)開発予算について、判定を見直す考えを表明した。
研究者などから批判が相次いでいたことを受け、判断した。政府は今後、スパコン事業の継続に支障がないよう、スパコン開発予算(2010年度予算概算要求で約268億円)を確保する方向で調整を進める見通しだ。
科学技術担当を兼務している菅氏は22日のNHK番組で、スパコン開発予算について「事業仕分けは、政策判断をしているわけではない。当然(判定を)見直すことになる」と述べた。また「行政刷新会議の本体は、首相も私も入っている。最後は政治家が判断する」と語り、予算の削減が必要だと判定されたスパコン以外の科学技術予算についても、政治判断で判定の見直しを検討する考えを示した。
これに関連し、事業仕分け作業の統括役を務める民主党の枝野幸男・元政調会長は同日のテレビ朝日などの番組で、スパコン開発予算について「きちっと(効果を文部科学省側から)説明されていれば、こういう結論にならなかった」と指摘した。そのうえで「納得出来る説明がつけば(スパコンの開発予算を)復活しても全然構わない」と述べた。
独立行政法人理化学研究所などが行っているスパコンの開発予算は、今月13日の事業仕分け作業で「効果が国民に見えない」などとして「限りなく予算計上見送りに近い削減」と判定された。これに対し、政府の総合科学技術会議の有識者議員などから「短期的な費用対効果のみを求める議論は、長期的視点から推進すべき科学技術にはなじまない」として、判定の見直しを求める意見が相次いでいた。
行政刷新会議は24日から、事業仕分けの後半4日間の作業を始める。在日米軍駐留経費の日本側負担分(思いやり予算)や、教職員給与の3分の1を国が負担する義務教育費国庫負担金の扱いが焦点となる
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それでは、また。