夕暮れのフクロウ

―――すべての理論は灰色で、生命は緑なす樹。ヘーゲル概念論の研究のために―――(赤尾秀一の研究ブログ)

池田信夫氏の「哲学の貧困」

2013年12月28日 | 教育・文化

 

池田信夫氏の「哲学の貧困」

ツィッターやブログなどでの旺盛な言論活動で、ネット界においても一定の影響力をもっておられるらしい池田信夫氏が、昨日の安倍晋三氏の靖国神社参拝を切っ掛けに、「靖国神社の非合理主義」について引き続き批判されておられるようだ。

池田信夫 @ikedanob

http://goo.gl/wmnZeM


い わゆる「慰安婦問題」や「原子力発電問題」などでの池田氏の発言については評価しているけれども、思想史問題や宗教問題に関連する池田信夫氏の論評につい ては、氏の「哲学の貧困」や「哲学の低さ」を感じざるをえない。いずれ機会があれば池田氏の丸山眞男観などについても本格的に批判したいと思うけれども、 さしあたっては、これまでの池田信夫氏の考え方についての私の感想のようなものを拾い出しておいた。いずれにしても戦後民主主義を代表する丸山眞男氏を無 批判に引用する池田信夫氏もまた、「戦後民主主義」という狭い壊れた井戸の中から抜け出すことができない宿命にあるようだ。

 


不完全な立憲君主制
http://goo.gl/XWNgVs

立憲君主主義国家の可能性
http://goo.gl/6vf55p

「山本太郎」現象について
http://goo.gl/07zZSJ

二人の経済学者の論争

http://goo.gl/hRx7MQ

「立憲君主国家体制」の欠陥
http://goo.gl/2Zg1TY







 

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12月26日(木) 事の本質を見誤るな

2013年12月27日 | 宗教・文化

 

政治外交問題とは無関係のはずなのに。国内外で煽り立てるから静かに参拝も出来なくなっている。 fb.me/29pmPpAuD


「キリスト教」も「靖国」も、信仰はもともと「不合理」なものです。不合理であるからこそ彼らは信じるのです。「不合理なるゆえにわれ信ず」テルトゥリアヌス。池田信夫氏の「哲学の貧困 」: 靖国参拝という非合理主義 p.tl/WpQ5


中 国共産党の支配下にある中国人は「宗教の自由」「言論の自由」を持たない。その中国共産党による安倍首相の「靖国参拝」批判は内政干渉であり、中国共産党 による日本国民に対する言論、思想統制の第一歩にほかならない。日本国民がまずなすべきは安倍晋三氏の宗教、信条の自由を擁護することだ。

1 件 リツイートされました

中国共産党やアメリカからの安倍首相の「靖国神社参拝」批判に便乗してではなく、いわゆる狂信的右翼や国家神道に対する池田信夫氏の「カルト」批判は、日本国内の民主主義の問題として別個に批判すればいい。 @ikedanob @kenichiromogi


 
※ 20131227追
 
安倍首相談話「恒久平和への誓い」(全文)

 安倍首相の靖国参拝に合わせて発表された談話「恒久平和への誓い」の全文は次の通り。

  本日、靖国神社に参拝し、国のために戦い、尊い命を犠牲にされた御英霊に対して、哀悼の誠を捧(ささ)げるとともに、尊崇の念を表し、御霊(みたま)安ら かなれとご冥福をお祈りしました。また、戦争で亡くなられ、靖国神社に合祀(ごうし)されない国内、及び諸外国の人々を慰霊する鎮霊社にも、参拝いたしま した。

 御英霊に対して手を合わせながら、現在、日本が平和であることのありがたさを噛(か)みしめました。

 今の日本の平和と繁栄は、今を生きる人だけで成り立っているわけではありません。愛する妻や子どもたちの幸せを祈り、育ててくれた父や母を思いながら、戦場に倒れたたくさんの方々。その尊い犠牲の上に、私たちの平和と繁栄があります。

 今日は、そのことに改めて思いを致し、心からの敬意と感謝の念を持って、参拝いたしました。

 日本は、二度と戦争を起こしてはならない。私は、過去への痛切な反省の上に立って、そう考えています。戦争犠牲者の方々の御霊を前に、今後とも不戦の誓いを堅持していく決意を、新たにしてまいりました。

 同時に、二度と戦争の惨禍に苦しむことが無い時代をつくらなければならない。アジアの友人、世界の友人と共に、世界全体の平和の実現を考える国でありたいと、誓ってまいりました。

 日本は、戦後68年間にわたり、自由で民主的な国をつくり、ひたすらに平和の道を邁進(まいしん)してきました。今後もこの姿勢を貫くことに一点の曇りもありません。世界の平和と安定、そして繁栄のために、国際協調の下、今後その責任を果たしてまいります。

 靖国神社への参拝については、残念ながら、政治問題、外交問題化している現実があります。

 靖国参拝については、戦犯を崇拝するものだと批判する人がいますが、私が安倍政権の発足した今日この日に参拝したのは、御英霊に、政権1年の歩みと、二度と再び戦争の惨禍に人々が苦しむことの無い時代を創るとの決意を、お伝えするためです。

 中国、韓国の人々の気持ちを傷つけるつもりは、全くありません。靖国神社に参拝した歴代の首相がそうであった様に、人格を尊重し、自由と民主主義を守り、中国、韓国に対して敬意を持って友好関係を築いていきたいと願っています。

 国民の皆さんの御理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
 

(2013年12月26日14時47分  読売新聞)

 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20131226-OYT1T00598.htm?from=popin
 
 
 
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