橋下 徹氏発言の余波
藤井 聡氏の「FACEBOOK」に、「そりゃ怒るわなぁ。。。」と題するメルマガ記事が載っていました。
【藤井 聡氏】そりゃ怒るわなぁ… | 三橋貴明の「新」日本経済新聞
http://p.tl/Ynw6藤 井 聡氏が独特の語り口で、「決して裕福とは言えない風貌のドライバーさんが、ニヤニヤしながら、後部座席の筆者に、ある「風俗店」のカードを見せながら、そ の店を勧めて参りました。」と、、そこに述べられている「決して品のある人物とは言えぬドライバー」のような発言は、橋下徹氏をはじめとする公職にある政 治家には間違っても許されないと思います。その後、在日アメリカ軍司令官に「風俗業の活用」を提案したことに対して、橋下氏は「不適切」だった、と認めた ようです。
【橋下 徹氏】「国際感覚なかった」…風俗業発言、撤回はせず (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
http://p.tl/39HDまして、橋下氏は、以前にスキャンダルで週刊誌に話題にされたこともあります。こうした発言(失言)を繰り返すとすれば、公人としての、政治家としての資質、能力が疑われ問われなければならないと思います。
【女性問題に悩む橋下 徹大阪市長に「コスプレ不倫」スキャンダルの危機管理を徹底指南!】補訂版 - Everyone says I love you !
http://p.tl/nYiNた だ何事もそうですが、そうした橋下 徹氏の政治家としての発言に「不適切な」内容があるとしても、だからといって七〇年も昔の出来事で、しかも「20万人の女性を強制連行して性的奴隷にし た」といったたぐいの「一部の論者の主張する確証もされてない一方的な「歴史認識」によるキャンペーン」を、中国や韓国が政治的に外交的に利用していると すれば、橋下 徹氏の主張するように日本政府も外交当局もそれに対しもっと強力に反論し、是正を求めてゆくべきでしょう。
中国、朝鮮そして我が国の、いずれの国においてもそうですが、往々にして輪郭の不明ないわゆる「歴史認識の問題」を、政治家たちや外交当局が「政治的に利用」することは、許されることではないと思います。国際外交や民族間に不必要な混乱や対立を招くだけです。
自 国の政治家たちが、いわゆる「歴史認識問題」について干渉し、利用することについては批判しなければならないと思います。ただ言うまでもなくその際に大切 なことは、それぞれの国内に「言論の自由」が完全に保障されているかどうかです。そうでなければ、「歴史認識問題」についての真実が、特定の政治家たちの 軽率な発言や干渉によって、あるいは意図的な何らかの政治的目的のために、一方的に隠蔽され歪められてしまうことになるからです。
橋下 徹氏の沖縄での在日米軍司令官に対する「風俗の活用」発言、それにはじまる西村眞吾氏、石原慎太郎氏などへの余波、その経過を見ていて、あらためて下記の藤井 聡氏の一応の深刻な「結論」は心に残りました。
<<引用はじめ。
「い ずれにしても。。。。外国の方とつきあうには、「こうした屈辱感を先方に喚起させることがあり得るのだ」という事を十二分に理解しておくことが不可欠なの です。そうでなければ、良好な外交的関係を取り結ぶことなど、絶対に不可能なのです(例えば、私にそんな強烈な屈辱感と超絶な憤りを味合わせた、そんなニ ヤニヤしたドライバーと社交関係を取り結ぶなぞということは、私には不可能でしょう)。
逆に言うなら、それができぬ人間(例えば、先のニヤニヤしたドライバーの様なメンタリティを持った日本人)は、如何なるレベルの外交においても、関与してはならないのです。
そしてもしもそんな人物が関与することを許容している国があるとするなら。。。。。その国は、諸外国から「野蛮国」の誹りを受けたとしても、それを否定する資格など、その国の国民は全く持ち合わせてはいないと言わざるを得ないのです。」
>>引用終わり。
もう少し踏み込んで言えば、現在の橋下徹氏に、外交や歴史認識に関わる問題に、公的立場において発言し行動する資格と能力があるか、が問われるべきだと思います。
そのために必要な「歴史認識や外交の能力」は現在の橋下氏にはない、というのが私の意見です。
アメリカの州議会は、日本のみを取り上げて、第二次世界大戦当時、日本は性奴隷を利用していた、集団レイプをしてい た、20万人が売春宿で働かされていた・・・・証拠に基づかない虚偽の事実をどんどん決議している。なぜ、日本の政治家や政府、メディアは徹底抗議しな い?情けない。
世界のメディアは自国が侮辱されたときには徹底して抗議する。ところが朝日新聞はあろうことか、わざわざ日本国を貶め るようなことを世界でやる。性奴隷と慰安婦は、世界からすると全く別概念。ところが、朝日のワシントン記者は、米政府報道官にわざわざ日本が「性奴隷」と 使っていたと質問する。