どうしても一人でも多くの方に知ってもらいたいと考え、目取真俊のブログ「海鳴りの島」の記事と写真をつぎに取り上げる。
◯2月28日
「27日の2回目の資材搬入の際、工事用ゲートの内側にいた沖縄防衛局職員の姿である。 不気味としか言いようがない」
この日は、美謝川切り替え工事と、辺野古弾薬庫、新ゲート建設工事の様子をいつも通りたくさんの写真付きで報告があった。その最後に付け加えられていたのが上の文言だ。この基地の中の沖縄防衛局員は、職務遂行にあたり黒覆面をせずにはいられないらしい。その心情を想像するとき、暗澹たる思いになる。
◯3月10日
この日は、陸上自衛隊ミサイル部隊の車両陸揚げ、勝連分屯地への配備に対する阻止行動があった。これらは、その最後にあった文言と写真だ。
「陸上自衛隊勝連分とん地の入り口に掲げられた絵にはあきれかえった。白頭の鷲がミサイルを抱えているが、まさに日本は米国の属国であり、自衛隊は米軍の下部組織でしかないことを示している。ここまであからさまに、米国・米軍への隷属ぶりを示すものか。米国の兵器を爆買いさせられて、庶民の生活苦など顧みずに軍事予算を増大させている日本の愚かさを見せつけている」