人間は陸上に住まなければ生き続けられないことを、無理やり忘れたがる人がいます。
それも人それぞれの楽しみなら、何をしてもよいでしょう。
人の住んでいる土地に支配の手を伸ばす、これはいけません。
その人たちをより幸せにと、形の違う生活を押し付ける、それは余計なお世話です。
人の住んでいる土地を奪い取る、これはもっといけません。
よりよい使い方があると、別の使い方を押し付ける、それも余計なお世話です。
住んでいる土地を奪い取るだけでなく、人まで入れ替え、もとからいた人をいなかったものにしてしまう、これはもうお話になりません。
余計なお世話や、お話にならないことを、何代にもわたって続けている人たちがいます。
自分たちの優雅なくらしを見せつけることが成長のあかしと、成長の止まった頭で思い続けています。