インドのメイドさんの話を聞きました。
クリスチャンのメイドさんは、お願いすれば何でもしてくれるけれども、ヒンズーのメイドさんは、決められた範囲以外手を出さないそうです。
戒律を守る厳しさなのか、かたくなな習慣なのか、よくわかりませんが、その度合いの逆数を寛容度と名づけられそうです。
これまでに、いろいろな係数を7色まであげてきましたが、係数だけでは31も揃えられそうにないことに気付きました。
ここでの係数は、何かの効果のあらわれかた、あるいは性状の見かたを、人間の感覚に合わせるよう調整する割合を表す数値としてきました。
いま思いついている寛容度は、数値に表せば性格そのものですから、係数とは呼べないでしょう。
そこで、"係数いろいろ"としてきた標題に"指数・"を加え、埒をひろげることにしました。
話は埒外に飛びますが、"埒をひろげる"と動きやすくなる、これは今更ながらの実感です。
動けない理由を取り除く、というより動かない理由を払いのけなければ、何かと制約の多い世のなかのものごとは進まないでしょう。
連れ去られたことがわかっていながら、拉致に該当するとかしないとか、埒もない理由にこだわっていたのでは、いつまでも埒はあきません。