「日本で現在入手可能な7の異なる米国製品」という広告サイトがあります。
七つ道具には、苦い思い出があって、なぜかなかなか消えません。
折りたたみナイフ型の記念品でしたが、空港で金属探知器に引っ掛かり、現物はこれだと確かめられながら「必要なら後に残れ」と言われ、「いらないよ」と受け取らずに帰ってきた、小さな出来事です。
旅行中に役立ったこともなく、なくてはならないものでもなかったそれが、10年以上経っても記憶から消えないのは、モノの値打よりも意地悪く没収されたコトに虫がおさまりきらないのです。
ああして召し上げられたモノは、みなどこに行くのでしょうか。