ワクチンの「接種券」2枚、「診察したが接種できない場合」2枚、「予防接種済証(臨時)」1枚が切り取られる形の券が、接種案内に同封されている。
この券には名前がついていない。
右上に、「あなたの券番号」という枠があって、これは太字ではっきり読み取れる。
この券の名前は「わたしの券」なのかなあ。
いや待てよ、紙の左側中央に囲いがあって、そこには、「接種の時期が来るまで、このクーポン券は大切にお持ちください」と書いてある。
それなら「XXクーポン券」とでも名付けて紙の左上の目立つところに書いておけばよいではないか。
クーポン券と名付けるのがダサいと思うなら、「XX券」だけでもよい。
名無しでは、「あれ持ったか」「それ忘れるな」と、所持を確かめるのに、そのものを見なければならないという面倒が付きまとう。
そもそもクーポン券というのはどういうものか、確かめてみようとGoogle検索にかけたら、次々にタブが表れて、いつまでも答えにたどり着かないという異変がブラウザの動作にも起きた。
とかくわかりにくくというのが、クイズばやりの現代型なのだろうか。