ハサミには右手用と左手用があります。
手に持って紙きれでも切ってみればわかりますが、並べて置いてあるハサミから、どちらかを選べと言われたときの見分け方があります。
見分けの原理は多数決です。
こっちだろうという人が多いのを採れという、いまのいい加減な民主主義に使われる多数決ではありません。
差し込む指の数が多い刃が、手前にあるほうを選べば、それが利き手に合っているハサミです。
この写真では、右が右利き用、左が左利き用です。
もちろん、日常生活にそんな選び方は必要ないので、覚えることでもありません。
ふだんは自分用のハサミしか手元に置いてありませんから。
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ここでの主題は、ハサミの選び方ではなく、ハサミを使う利き手のことでした。
電車の中で、前の列に座った人がそれぞれ右利きか左利きかを想像していると、時間の経つのを忘れます。
目の前にずらっと並んでいなければ、順に見ていけませんから、車体はロングシートの縦座席でないと具合が悪いのですが。
本の持ち方めくり方、新聞の持ち方あごの撫で方、飴の出し方袋のむき方、これらを見るとき、見るともなしにというふうでなければいけません。
じっと見つめてしまったら、別の人から想像攻撃をうけるもとになってしまいます。
なんとなく、これがだいじなところです。
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