さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
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豚で人の膵臓

2010年12月18日 19時33分28秒 | 慢性膵炎と日常生活
今日の新聞に載っていたビックリニュースです。

『iPS利用、豚で人の膵臓 東大・明大が計画』

以下、引用
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 
豚の胎児に人間の人工多能性幹細胞(iPS細胞)を移植し、この胎児に人間の膵臓(すいぞう)を作らせる計画を、東京大医科学研究所の中内啓光教授と明治大の長嶋比呂志教授らが17日、文部科学省の専門委員会で明らかにした。
 iPS細胞はさまざまな細胞になる能力があり、再生医療への応用が期待されている。中内教授は「慎重に研究を進め、将来は人間に移植可能な臓器を作りたい」と話している。
 計画では、遺伝子操作で生まれつき膵臓ができない豚を利用。この豚が母豚の子宮内にいる胎児の段階で、人間のiPS細胞かiPS細胞から分化させた膵臓の前駆細胞を移植する。もともとは豚の膵臓ができる場所に人間のiPS細胞由来の膵臓ができる可能性があるという。細胞は、受精の約40日後に相当する妊娠初期の段階で移植する。
 中内教授は、膵臓ができないマウスの実験で、受精卵が分割を繰り返して胚盤胞という状態になった段階で異種の動物であるラットのiPS細胞を注入、生まれたマウスの体内にラットの膵臓を作ることに成功している。
 現在の国の指針では、人間の細胞を含む胚を動物の胎内に移植することは禁止されており、人間のiPS細胞を胚盤胞に移植する方法で膵臓を作ることはできない。動物の胎児への移植は、指針上は可能という。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 
引用終わり。

IPS細胞ってすごいですね。
もともと豚と人間は細胞が似ているから、
こういったことが可能になるのでしょうか。
消化酵素の「パンクレアチン」は豚の膵臓から作られてますし。
IPSで人工膵臓を作れてしまう日もそこまで来ているのでしょうか。
しかし、私が気になったのは膵臓を作れてしまうことではなく
遺伝子操作で生まれつき膵臓が出来ない豚がいる、ということ。
化学(医学)の進歩はすごいと言うべきか、
そこまでやるのかと言うべきか。
医学の進歩の裏にはたくさんの動物の犠牲があるんですよね。。。
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