バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

満喫

2010-12-10 16:14:21 | 川上犬
 だから言ったじゃん。地球温暖化について話し合うなら、冬はだめだって。まったく臨場感ないじゃん。だから、日本が悪いだなんて見当違いなこと言い出す輩まででてきちゃうんだから。
 12月中旬なのにポカポカ陽気で昼間は気持ちいい。暖冬も温暖化の影響かもしれないけど、快適なんだから「このままでいいのだ」って気持ちになってしまうのです。というわけで「そうだ、京都行こう」ではなく「バン、土手行こう」となり、軽装で車に乗り込み利根川まで一直線。
 右に筑波山、左に富士山。誰もいない、風もない。暑くもなく、寒くもない。バンも満足なのでした。

 

余計なお世話

2010-12-10 06:44:37 | バネ
 バネで子ども達が一斉に問題を解いている姿、絵になる。机にのめり込む姿勢の悪さ。思い思いの考えるスタイル。現代っ子の鉛筆の持ち方。一様に机に向かっているけど、完全に集中している子と雑念だらけの子が混在している風景。みんなが問題解いている間にこれらのシーンを切り取り、デフォルメしてデッサンする。描かれていることに気づいた本人達は、「似てねー」とか「えー、そんな顔していまセーン」って言う。興味は顔ですか。
 だいたい形を紙に落としたからあとで色を乗せておこうと思い、スケッチブックを机の上にそのまま置きっぱなしにしておいた。
 中学生の時間が終わり、ガヤガヤと帰り、続いて小学生が入って来た。中学受験が終わり、ようやく落ち着きを取り戻した小学生クラスでじっくり時間をかけた授業ができる。落ちついて教える満足感を抱いて机の上を片付けていると、広げておいたスケッチブックにゴミが。手で払うと線がこすれるからフッと息を吹きかけ飛ばそうと思う、が、飛ばない。よくみるとそれは誰かによって書き加えられた黒い丸だった。T佳の顔面にほくろが二つ。鉛筆を縦に持った筆跡で完全なる丸がグリグリとしっかり書かれている。もうこれで台無し。
 画竜点睛のつもりなんだろうけど、蛇足っていうもんです。