バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

バランスをとるとは妥協することでもある

2010-12-29 10:25:48 | ライフスタイル
 地デジ対策をしないといけないという義務感で買い替えたテレビ。一ヶ月かけてようやく届いた。購入時にサイズで迷った。「ブラウン管と違って、正面から見るようになるから画面サイズはブラウン管より大きめが良いですよ。」と店員さんのアドバイスを受け、実際に見る距離を店内で確認して購入決定。その際の重要ポイントは、ここから見てNHK「プロフェッショナル」のあの黒字に白の文字が見えるかどうか。なぜあの文字は小さいのか。「ん?」って首を突き出して目を凝らすけど、読み切れないうちに消えてしまうあの1文。これが番組のキーセンテンスであるだけに、読みとれなかった時のモヤモヤ感は大きい。
 冬期講習開始20分前に到着。玄関前で開梱され部屋に持ち込まれたそれは、でかい。予定していた設置場所とケーブルテレビ機器との接続に少々不備があり、設定に時間がかかる。あと5分。しかし配送担当者はこの手のプロですね。いろいろ複雑に接続されている我が家のケーブルをつなぎ直し、これによりリモコン一つで何でもできる状態に改善していただき、時間ぴったりに設置完了。さすが、ケーズデンキ。次ぎの配送が詰まっているのでしょう。作業終了とともにあいさつもそこそこにあちらは配送トラックへ、こちらはバネへとそれぞれの次ぎの時間に突入なのでした。
 さて講習終了後にじっくりテレビを観察することに。まずは大きさ。リビングに体の大きな客人が入って来た感じ。壁の絵とのバランスが悪く、なんとなく部屋がバラバラである。この辺の問題は慣れで解決するでしょう。中国から帰国したらチャーはビックリすることでしょうね。いつも食事する場所から鑑賞するがこれでも少し近いかも。うーん,サイズミス?映画館で見ると思えばいいんじゃない?など自問自答。遠距離から見ることも多いけど、よく考えたらゴロンと近くで見ることだってそれなりに多いじゃん。食後は近くでゴロンで見たい。でも近すぎてみれない。でもゴロンしたい。近いのを覚悟してゴロンしてみた。
 何事も慣れるのです。一晩たったら近くで見ても何でもない。
 ある日190センチの下宿人がやって来て、部屋の景色が変わり内部の重心が崩れた不安定感は、数日も立たないうちに波が消えるように水面は平になって平均値で落ち着いたあの時の感覚。